1/19/2017

イタリアを見舞う大地震と大雪の不思議に国民が疑問

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎19/‎01/‎2017‎‎-01:49:10) 1月18日朝方にマグニチュード5,3と5、7の地震がイタリアの中央部であった。ローマではメトロや学校が封鎖されているが、人的な被害は無かった。今回は最初のものは10時25分に起こりマグニチュードは5,3と欧州・地中海地震センター(CSEM)が観測。これは長く続き11時14分には5、7になっている。11時25分にはマグニチュード5,5の別の地震が起きた。これらの強度の地震はローマでも明快に感じられた。場所はイタリア中央部のピィティニャーノ (Pitignano) とモンテレアーレ(Montereale) との間で、昨年8月24日にはローマ近くの山岳地帯で1980年以来最大のマグニチュード6,0を記録し300人近くの死亡者を出した「アキラ」(Aquila)の村からは20キロほど北部にある。この地方は10月30日にも地震に見舞われていて精神的なショックを受けていた。

1/18/2017

苦渋の7カ月後に メイ英首相 欧州離脱を説明 

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎18/‎01/‎2017-18:59:51)欧州離脱を昨年6月23日に英国国民投票(離脱賛成51、9%。離脱反対48,1%)で決めた英国だが、1月17日午前11時45分から約50分ほどに渡り、これまで何も話さないできたテリーザ・メイ(Theresa May)英首相は、欧州離脱(Brexit)に関する初の記者会見を開催した。フランスでもテレビ24で同時通訳で中継されている。その中での基本的な英国民とメイ首相との考えは依然として変わってない。メイ英国首相は、英国は欧州共同体(EU)から出て行くが、ヨーロッパとの経済・防衛次元で関係を深め、別の大陸各国やヨーロッパとの新経済共同体を造っていきたいと述べた。英国の欧州離脱(Brexit)とは激しく急激に欧州共同体(EU)を出て行くという意味なのだが、メイ首相は規約を利用してか、2年間をかけて緩やかなスピードで欧州共同体(EU)から離脱すると発言した。そこにはこの半年以上も作戦ではあったであろうが、欧州離脱に決定的な打開策が無くて発言できなかったという英国首相の苦渋が見えた。

1/12/2017

フランス北部53県に吹雪と薄氷警報

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎12/‎01/‎2017-20:38:12)フランスの北部地方のノルマンディーやブルターニュ、アルザスやブルゴーニュ、サントル、イルドフランス地方とフランスの広い範囲に渡り12日午後からの雪と薄氷の警報がフランス気象庁からでました。12日は日中の温度が5,6度ある為に夜間に路面が凍結する恐れがあるみたいです。パリでもセーヌ河畔で5センチ前後の雪が積もるということです。この傾向は金曜日06時ごろまで強い吹雪となって続くと注意を促しています。

末法現代と根茎枝葉の枯れた枯槁(ここう)の衆生の救済

末法・現代というのは人間は根が切られる運命に遭遇しているのではないかと考えるわけです。「江南に移された橘は殻たちとなる」という「御書」があります。この、日蓮大聖人の『御書』を元に少し考えてみました。あらゆる植物は根茎枝葉を持って生き栄えていくのですが、この一つでも欠ければ枯れてしまう。しかし、根茎枝葉を備え持っている者であっても法華経不信の者は、「余教を以て種と為さず」「御講聞書 一枯槁衆生の事」(平成新編1841頁/御書全集827頁)とあり、 栄え生き延びることは無く枯槁(ここう)の衆生となってしまう。しかし、法華経の題目を信じる人こそは、譬え根を切られても枯槁(ここう)の衆生とはならない。釈迦の脱益仏法に傾斜する創価学会の仏観では世界平和などを唱えてみても、日蓮大聖人の唱えられた本門の大御本尊の下種を否定し見失っている為に、末法現代に生きる根の枯れた全世界中の枯槁の衆生を救うことは出来ないどころかそれが逆効果になり世界中に三災七難、天変地夭・飢饉疫厲が蔓延する原因となっているのである。

1/11/2017

宮田教授の釈迦仏法への転換論が 創価学会にテロや殺害を認めさせる

8日にエルサレムで起きたトラック襲撃ではイスラエル兵士らがガイドに連れられ市内観光でバスから降りたところを突撃された。若い女性3人と男性1人が死亡し15人が負傷した。犯行は子供4人を持つ28歳のパレスチナ人だと報道された。そしてこの犯行の知らせを聞いたガザの人々が殺害を喜んでいる映像が写されている。人間を殺すことを喜びとする人々がいることが思想的低さを現わしている。この点では、仏教は思想的にはキリスト教やイスラム教とは同じではないだろう。しかし最近の創価学会の一部(宮田幸一 創価大学教授の「日本宗教学会第74回学術大会」)では、創価仏教はこれら世界宗教と同じだとする考えがあるらしい。ここでの創価学会の釈迦本仏論への同一視の中で人間軽視が行われる可能性が高い。そうなれば、日本の創価学会などの仏教徒が平気で安倍と一緒になって人殺しができる日が来るだろう。

1/09/2017

パレスチナでのトラック襲撃は 仏独テロのISの犯行と相似

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎09/‎01/‎2017‎‎-18:15:16)イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は、8日にエルサレムで起きたパレスチナ人によって運転されたトラック襲撃ではイスラエル兵士4人が死亡し15人が負傷した。これまでのイスラエルとパレスチナの戦いとは異なったものであり、最近フランスやドイツで起こったトラック襲撃テロを思わせるものがあり、ダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)の犯行を匂わせていると話した。これにはフランスのオランド大統領も同じ見解を表明し、イスラエルの安全とテロリストとの戦いを把持していくと話した。無料新聞では最も中立報道で良質だと「Rue86」編集長に評価される「20minutes」が伝えた。

独裁者アサドが仏ジャーナリストに返答 シリア、アレッポ市民の大量殺害は平和の代償

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎09/‎01/‎2017‎‎-16:37:24)シリアの親子二代に渡る独裁者アサド(Bachar el-Assad)は8日に多くのフランスのジャーナリストに応えて話した。シリア北東部アレッポ(Alep)での市民を含む大量犠牲者の続出は当然の平和の代償であったと語った。アサドは自分の国の半分が破壊されることを喜ばないのだとしながらも、歴史の中でどんな戦争も良い戦争などというのは無くて、総ての戦争は悪いのである。代価の無い戦争など聞いたことがないと、自分の行ったアレッポ市民の大量虐殺を正当化してみせている。Francetvinfoやtélévision LCPなどが報じている。

イラクの特殊部隊モズール奪還で イラク北部チグリス川東岸へ到着

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎09/‎01/‎2017-16:02:19)イラクの特殊部隊はイラク北部の大都市奪還の戦いを開始して以来1月8日に、初めてモズール市内を二つに分断して流れるチグリス川東岸へ辿り着いた。町の西岸地区相対的には小さいが人口が密集している。未だにダエッシュ=イスラム主義国家テロリスト組織(IS)の支配下にある。この戦いはイラク第二の都市のISからの解放として意義がある。モズールへの補給線を遮断する為にチグリス川にかかる5つの橋が落とされている。

【参考記事】
http://www.france24.com/fr/20170108-forces-elite-speciales-irakiennes-atteignent-tigre-mossoul-cts-ei-etat-islamique-daech

1/07/2017

ニース裁判所はエリトリア人への難民救済を人道的見地から擁護

アフリカ大陸北西部の紅海を臨むエリトリア国からの来た難民が、ニース地方でフランス市民の人権的救済援助の活動行為に対し違法だとする右派政党の大物シオチィ議員や、サルコジ友の会会長でニース市長も長らく務めプロヴァンス・アルプス・ローヌ地方議員であるエストロジィ氏などがその取り締まり強化に介入した複数の事件が問題になっている。しかしニース検事の求刑に対しニース裁判所がこれを却下する判決が6日にでて難民や移民は勿論のこと、彼らを支援連帯する人権擁護団体も喜んでいる。


Le tribunal correctionnel de Nice a accordé à Pierre-Alain Mannoni l’immunité pénale, estimant qu’il avait agi pour préserver la dignité des personnes convoyées.
LEMONDE.FR

12/31/2016

プーチンがオバマの決定を拒絶 米からロシア外交官35人の1人も引き上げないと

(パリ=飛田正夫‎:30/‎‎12/‎2016:17:51/日本31/‎‎01:51)オバマ米大統領のロシア外交官35人の国外追放宣言に応えてプーチンロシア大統領はこのオバマの決定を拒絶した。ロシア外交官を米から1人も引き上げないと息巻いている。米議会はこのオバマの決定にトランプの共和党議員のほとんどが拍手を送っているためにトランプの大統領就任以後に再びプーチンとの米国の対立は悪化するとも見られている。フランスのメディアが30日に報道した。

12/30/2016

新年のはじめを祝うとは「法華経」をもてなす心の事

(パリ=飛田正夫 日本時間‎30/‎12/‎2016;‎‎14:25:仏時間30日06:25)日蓮大聖人の「御書」(平成新編1551頁)に「十字(むしもち)御書」というのがある。新年の初めにこの御書を拝読するのが年の始まりの行事のようになって久しい。その冒頭に「十字一百まい・かしひとこ給び了んぬ。正月の一日のはじめ、としのはじめ、月の始め、としのはじめ、春のはじめ。此をもてなす人は月の西より東をさしてみつるがごとく、日の東より西へわたりてあきらかなるがごとく、とくもまさりひとにもあいされ候なり。」とあり、ここで「此を」と言われていることは長い間、私は「元三の志し元日にも超え」などと言われることから、これは正月はじめのことであると思っていたのです。そういう意味も確かにあるだろう。しかしここでの「此をもてなす人」の意味は「法華経をくようしまいらせんと」する人の心のことであると思ったのである。この「はじめ」とは、本因妙の「法華経」のことであって、結果良ければすべてよしとする年末を祝うキリスト教の祭りや外道や偽仏教の教えには無いことだということである。本因とは因果でいう所の原因を大切にする下種仏法のことでもある。そいういう意味がこの「十字(むしもち)御書」にはあるのだと拝したい。したがって「今日本国の法華経をかたきとして、わざわいを千里の外よりまねき出だせり。此れをもってをもうに、今又法華経を信ずる人はさいわいを万里の外よりあつむべし。影は体より生ずるもの、法華経をかたきとする人の国は、体にかげのそうがごとくわざわい来るべし。法華経を信ずる人はせんだんにかをばしさのそなえたるがごとし。又々申し候べし。」(1552頁)とあり、外からわざわいを集める国があるというのである。

世界にフランス語は残れるのか?

(パリ=飛田正夫 日本時間‎30/‎12/‎2016;‎‎12:57-仏時間30日12時57)世界には6500の言葉があると言われているが、その半分が今世紀末には世界にフランス語は残れずに消滅するのではないかと考えられている。現在は、フランス内部では海外県もいれると60種類の異なる地方言語か話されているという。既にヨーロッパでも多くの言葉が消滅していてそれが政治的に保存され救済されてきている。多くの多様性あるヨーロッパの言語を尊重しながら共通の学力証明やヨーロッパ企業の中での多国籍者間コミニュカションを言語の違いはどのようにして可能にし、ヨーロッパや世界を建設していくのだろうか。フランスで最近心配されているのは今世紀の終わりには世界には3つの言語アメリカ語と中国(ペキン)語とスペイン語しか残らないのではないかというのである。フランス語はアフリカ世界でも影響力を失いつつあるという。しかしコミニュカション言語としての文化や外交面で、またフランス語を愛して学ぶ人は多く存在し続けるのではないかと考える。

仏大統領がジャックリーヌさん夫殺害禁固刑10年に人道的恩赦 

(パリ=飛田正夫 日本時間‎30/‎12/‎2016;‎‎10:28: 仏時間‎30日02H28)オランド仏大統領は、69歳の誕生日を迎えた翌日28日夜にジャックリーヌ・ソバージュ(Jacqueline Sauvage)さんに対する10年の禁固刑という2014年10月の裁判所の判決を蹴って彼女を人道的な立場から完全恩赦を与え即刻自由の身にした。ジャックリーヌさんに暴力をふるい、自分の息子や娘たちを強姦する狂暴な夫に対し、猟銃で殺害していた事件で有罪判決10年の禁固刑を彼女は執行されていた。女性への暴力に反対してジャックリーヌさんを支援する団体が誓願書を集める運動を起こし43万人の署名を集め彼女の恩赦を要求していた。

12/28/2016

独仏と仏独と国境を二度通過 ミラノで射殺されたベルリン12人トラック突撃殺害犯人

(パリ=飛田正夫 日本時間‎28/‎12/‎2016;04:13‎:パリ時間27日20H13)21日夜のドイツの首都ベルリンでのクリスマス市場に集まる群衆に大型トラックを突っ込んで12人を轢き殺し40人程を負傷させた犯人のアニス・アミリは、23日早朝にイタリアのミラノで一般のパトロール中の警察の不審尋問で撃ち合いになって射殺されて死亡したが、ミラノまでドイツからどのような経路で行ったのかが謎になっていた。このほどアミリの背負うリックがリヨンのパールデユー駅の監視ビデオに写っているのが唯一照合されたことで、アミリはリヨンでシャンベリー・トリノ・ミラノの列車の切符を現金で求めたことがわかったと27日のフランスのメディアが報道している。

12/27/2016

安倍とオバマの広島とパール・ハーバー 追悼はあっても謝罪は無し

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎27/‎12/‎2016:15:19.ハワイ26日04:19)フランスでも安倍晋三首相のハワイ訪問は大きく取り上げらている。5月末にオバマが広島に初の米大統領として歴史的な訪問をしたが、その時に米の原爆投下を謝罪しなかった。同様に安倍はオバマと共に訪れる26日27日のハワイのホノルル訪問では日本による真珠湾攻撃(パール・ハーバー)を謝罪しないだろうと報道されている。第二次世界大戦の米日両国の悲惨な記憶は75年たった今でも広島とハワイのパール・ハーバに残る。

ナルミさんのブザンソンでの殺害を認め 犯人追跡に乗り出した日本メディア

(パリ=飛田正夫 日本時間‎27/‎12/‎2016;05:43.パリ26日22H43)FRANCETV地方版Franc-Conmtéのle 26/12/2016 à 18:06に報道されたことによると、日本人学生クロサキ・ナルミさん殺害でブザンソンへメディアが集結したと報道された。これはTV Asahi, Nippon News Network, Fuji Tv, NHK News Webなどの各社が日本の読者の為に4日から行方不明になっている若い女子学生のナルミさんの失踪の結末とおそらく殺害されたと見られる情報を提供することでフランス特派員らがブザンソンに移動してきたのだという。しかしながら23日のブザンソン地方のレジス・ミ(Régis Millet)司法調査部長の発表を、ブザンソン迄一早く移動して取材していたテレビ局があってその日本メディアの取材している様子が23日のフランス・テレビジョン3チャンネルによってしっかりと写されていた。

12/26/2016

日本人女子留学生殺害で 日本メディアがブザンソンに集結 司法調査官発言は納得いかず?

(パリ=飛田正夫 日本時間‎26/‎12/‎2016;04:21;仏時間 25日/‎20:21 】フランスのブザンソンでの女子学生殺害事件で、ブザンソン地方をカバーする地方紙「東部共和国主義者」(L'est républicain)は、23日(金曜日)にブザンソン地方司法調査司令官がメディアで発表した日本人女子留学生クロサキ・ナルミさんの殺害に納得がいかないようで、独自に調べようとインタビューを繰り広げてブザンソンの町に集結していると報道している。23日にブザンソンでは司法調査官によってNARUMI KUROSAKIさんが殺害されたことが発言されている。日本のメディアも駆けつけてこれを録画をしている情景がフランステレビ局3チャンネルによってその模様が23日に報道されていた。

12/25/2016

ブザンソンで殺害された日本人クロサキさん 殺害の確認を司法調査官がテレビで会見

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎25/‎12/‎2016‎‎:13:16.GMT≪04:16≫)日本人クロサキ・ナルミさん(21歳)は、フランス東部のフランシュコンテ地方のブザンソンには7月に来ていて、語学センターで文学部へ入るための準備をしていたという。新学期の9月初旬からブザンソン大学のボーロワ・キャンパスにあるテオドール・ルソー寮に住んでいた。12月4日以来彼女の姿が見えなくなっていた。彼女の部屋には血痕も死体も見つからなかったが、彼女の部屋で特別な状況の中で死亡したと司法調査官は見つかった物質から彼女が殺害されたことを確認することが出来たとブザンソン地方のルジス・ミレ司法調査指令官は、23日にテレビで会見し話した。調査で犯人と見られる者を突き止めたが、残念なことにこの容疑者はフランス国境を既に出ていて逃げたと考えられる。別のヨーロッパもしくは別の大陸に逃げたようだとも話した。パリマッチなどによると容疑者はこの犯行を予期して高跳びして逃げることを考えていた不審があると、容疑者のサイト侵入に成功したパリジアン紙の報道を紹介して話している。

日本人女性がフランス東部のブザンソンで殺害

日本人女性がフランス東部のブザンソンで殺害されていたとフランスのメディアが書いている。(‎25/‎12/‎2016 01:16:50日本時間)

【関連記事】

日本人女子留学生殺害で 日本メディアがブザンソンに集結 司法調査官発言は納得いかず?


【参考記事】
http://www.estrepublicain.fr/edition-de-besancon/2016/12/24/etudiante-japonaise-tuee-a-besancon-les-coulisses-de-l-enquete
FAIT DIVERS - Une enquête pour enlèvement et séquestration avait été ouverte après la mystérieuse disparition d'une étudiante japonaise à Besançon le 4 décembre dernier. Un homme soupçonné de l'avoir tué est désormais recherché par la police.

http://www.lci.fr/faits-divers/disparition-d-une-etudiante-japonaise-a-besancon-un-homme-soupconne-de-l-avoir-tuee-recherche-2018673.html

「隣人愛」を超えて 貧女が一子を「慈愛」する事とは

今日のクリスマスを前にどういうわけかフェースブックでの流れから、「隣人愛」について少し考えることになった。私などに隣人愛は難しい目標のように考えさせられていきてる。キリスト教の「隣人愛」との関連もあってなのでしょうか。自分が隣にいる他の人を愛するということは、一番身近な家族とか兄弟、両親や配偶者を愛せるかという問いでもあります。フランスに長年住む私の場合ですと、「隣人」を距離的なものとして考えると、それは肉親ではなくてまさに他人を愛せるかという問題になります。ここに親子の血の繋がりと、それが直接にないもう一つの「隣人」への愛の問題があると思います。‎

ジェリコーというロマン主義のフランスの画家が描いた「メデュース号の筏」(1819年)という大変に有名な大きな絵がルーブル美術館にあります。実際に在ったセネガルへ向かう海上で起きた仏艦船メデュースの遭難事故(1816年7月)の史実を基にして描かれていて、筏の上には149人が漂流していて、そこには食料は無かったのですがワインの酒樽が多数乗っていた。その為に酩酊し吐き気を催すような無秩序な惨事が起きたと言われています。絵の前景左に何処かで見たことのあるような赤い頭巾をかぶった年老いた人物が、若い青年を左膝に抱いて右腕を顔に持たせて考えている様な姿が描かれている。これはジャンバプティスト・カルポーの「ウゴランとその子孫」で昔しに彼の生まれたバレンシアンの博物館で見た彫塑の老人ではなかったのか。このジェリコーの絵の老人の前には多くの死体が横たわっている。餓えと苦しみの中に人食があったらしいのです。

オルセー美術館の一階ホールの真ん中にジャンバプティスト・カルポーの「ウゴランと子孫」の作品が置かれている。人食をテーマにした大きなブロンズ像で、よく見ると親が子供を食べている。カルポーはイタリアのフィレンツェに旅をしていて、ダンテの「地獄」で語られたウゴランの話しをテーマにしたという。これは13世紀のピサで政敵の大司教ルジエラ・ウバルディニに訴えられてゲスランディの塔に子供や孫までが幽閉されてしまった。そこの飢餓の為にウゴランは子供の薦めもあって、これを受け入れた自分が死ぬ前に人食したというのである。

ジェリコーの「メデュース号の筏」の絵では人食をしているのかは良くはわからないのですが、カルポーがジュリコーのこの作品を見ていたとすれば、これは理解できることなのです。私はそう思っているのです。

同じ人食でも、カルポーのウゴランでは親子の血の繋がりがあるのです。この問題は私の頭のなかでは直ぐに、ローマにあるミケランジェロのピエタの聖母子像(1500年頃)と、仏典にある「貧女が一子を抱いて大河を渡り途中で母子共に溺死してしまう」話しとの違いを思い浮かべてしまうのです。

キリスト教では、キリストは神の子だと言ってもそこにマリアとキリストとの人間的な性的関係を認めない。しかし聖母との間にはキリストは人間の子どもとしてマリアの胎内から生まれたわけで人的血縁関係があるわけです。

仏典の「貧女が大河を渡る」話しでは、ここでは只一つだけ言えば、貧女は産後間もない一子を抱いて急な流れの大河を命をかけて渡るのです。この一子の母ではあるが父親はいなかったのではないかと思われる表現があるからです。それはこの母親の素性と関係していて、だから「貧女」と呼ばれるわけですが本当は子のない女性が本当の貧女だという事も言えるのです。が、今回はこれは指摘だけに留めておきます。

さて貧女ですが、定まった家もなく流浪の旅に暮らしていて絶えず虻蜂毒虫に刺されて苦しんでいたわけです。ある所で宿屋の主人に子供を孕んだことが知られてそこを追い出され一人産をするのです。行く先を求め大河の畔までくるのです。ここで彼女は産後間もない一子と共にこの河を渡って別の国へ行こうと決意し、泳ぎはじめ力尽きて一子と共に溺れ死んでしまったのです。

聖母キリストの場合には、キリストは聖母の子としての存在なわけですが、貧女の子供の場合には素性の判らない一子なのです。

ミケランジェロのピエタ像の彫刻は、磔刑に掛かって死んだキリストの亡骸を抱き悲しむ母親の姿(ピエタ像)なわけです。母親は子の十字架に掛かるのを手をこまねいて傍観していたわけです。それで後に子の死を泣き悲しんだ像というわけです。

「貧女」の方は一子と共に溺れ死んでしまう。子を手放して自分だけで泳げば泳ぎ切れたのでしょうが、それを貧女はしなかったのです。最後まで子どもを手放さずにいたので、力尽きて共に死んでしまうのです。その一子を捨てなかった慈愛の深さによって、仏典では貧女は、母子共々に天に生ずることができたと日蓮大聖人はその著作の中で話されているのです。日蓮大聖人はこの「一子」とは生命の尊厳のことで「南無妙法蓮華」のことだと言われていたかと記憶しています。

私が「隣人愛」で思うのは、ひょっとして不実な愛で生まれた子供でも、女性が捨てずして他人への愛を超えて真実の慈愛を持つことが出来るということを示された御文ではないかと感動しそこに女性への尊厳を感じるからです。

ピエタの方は自分の子供を見殺しにして子を捨てた母親の悲しみなのだと思います。ですから「隣人愛」をキリスト教的にみると、母親の盲目の悲しみとそれを導いた愛を認めてしまうことになるのです。そこに救いがないわけで、女性を運命に随う力ないものとして蔑視して見ていることにもなってしまうのだと考えるのです。これらの先に女性の成仏の有無が予告されているのを感じるのです。

宗教から人間をみるとわからなくなりますが、人間から宗教を見るとそこにキリスト教のような人間観の蔑視があったことがわかるのです。仏典でも小乗や大乗の誤った理解では女性は成仏しないことが説かれている。女性は男性と差別されているのです。やはりそこのところは現代の女性解放という中では同様な限界があると思っています。理由はそういった宗教には人間の苦しみや悩みを解決する力がないということです。それで私は「愛」と「慈愛」と分けて考えてみているのです。ヨーロッパのキリスト教を基にした芸術・文化とはその前者の「愛」をテーマにしたもので、「慈愛」の女性・或いは母親は語られてないと思っています。‎(日本時間 25/‎12/‎2016)

12/24/2016

マルタ島で乗客全員が解放 エアバス A320の乗っ取りは 政治的亡命を狙ったハイジャックか

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎24/‎12/‎2016‎‎-03:07:51)23日午後にマルタ島へリビアの旅客機-8U209 エアバス(Airbus A320)が乗っ取りされた事件は、同日15時30分のフランスのメディアでは全員が解放された。犯人はリビアのカダフィ大佐を支持するものでカダフィ党を創設したいと述べたという。犯人の1人はタラップから降りる時にリビアの緑色の国旗を振ったという。2人は拘置されたが、マルタへの政治亡命を希望すると宣言していると15時40分すぎに報道されている。マルタの首相ジョゼフ・ムスカ氏が発表したらしい。初めの解放は14時(13H00 GMT)だったが、続いて全員が解放された。犯人の犯行動機等はまだわかってないが、政治的亡命を狙ったハイジャックではないかとも思われる。

マルタ島で乗客全員が解放 リビアの旅客機-8U209 エアバスハイジャックで

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎24/‎12/‎2016‎‎-02:23:50)23日午後にマルタ島へリビアの旅客機-8U209 エアバス(Airbus A320)が乗っ取りされた事件は、同日15時30分のフランスのメディアでは全員が解放されたという情報が報道されている。マルタの首相ジョゼフ・ムスカ氏が発表したらしい。初めの解放は14時(13H00 GMT)だったが、続いて全員が解放された模様。機内に二人いたとされるハイジャックに関しての詳しい報道は今のところない。

12/23/2016

地中海でリビアの飛行機が乗っ取り マルタ島で婦女子ら25人が解放

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎23/‎12/‎2016‎‎-23:40:38)23日午後の初めにリビアの旅客機-8U209 エアバス(Airbus A320)がリビアのセバハ(Sebha)空港から09時30分(GMT)に飛び立ちトリポリのミティガ( Mitiga)飛行場へ10時33分(GMT)到着予定で向かう途中で乗っ取られて、地中海のマルタ島のバレット( Valette)飛行場に着陸した。女性と子供1人を含む25人はパリ時間で14時 (13H00 GMT)少し前に解放されたという。機内には爆発物を所持した2人の乗っ取り犯人が確認されている。もっかマルタ軍の長官との交渉が行われている。リビア政府の説明では乗っ取りはリビア航空会社のアフリギィヤ( Afriqiyah Airways)で飛行機には7人の乗組員を含む女性は28人男性は82人と子ども1人の119人が乗っていた。

ベルリンのトラック暴走殺害テロ犯はミラノで警察が射殺  独・仏・伊と列車で逃走

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎23/‎12/‎2016‎‎-20:08:09)ベルリンのトラック突撃殺害テロ事件の犯人と目される24歳のチュニジア人男性アニス・アミリは23日朝3時ごろにイタリアのミラノの郊外の駅付近で警察のコントトロールで呼び止められて撃ち合いとなり射殺された。警察一人は背中を撃たれ重傷。犯人はベルリンからフランスそしてイタリアへと二つの国境を電車で超えて来ていた。犯人のリックサックにはパリからの電車の切符が発見されている。イタリアのスタンパ紙が最初に報道した。19日のベルリンのクリスマス市場に突っ込んだトラックは12人がトラックに跳ねられて死亡、40人が負傷しその半分が重傷をおっている。トラックの中からはアニス・アミリのパスポートまで発見されたという驚くべき報道もあった。その後、昨夜は指紋が確認されたと報道されていた。ミラノへはオーストリア経由ではなく、フランスを通過してミラノへ鉄道で逃亡してきた模様。

解放のアレッポでトルコ兵士2人 生きながら焼き殺ろされたビデオをトルコ政府がブロック

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎23/‎12/‎2016-12:53:41)22日にアレッポ(Alep)に閉じこもった最後の市民らが 2日前に国連でソ連も合意して決まった国際監視官の立ち合いの中で夜に4台のバスに分乗して退出する映像がシリア政府によって報道されている。深夜22/12/2016 à 23h07のイタリアのスタンパ紙によると、これはシリア東部解放の最後のテロリストを除く、反アサド・シリア反体制派蜂起市民でバスの一団がアル・ラムサ(Al Ramusa )からイスラム国家テロリスト組織(IS)の支配するアル・ラシダン( al-Rashidi)へと続く道路を通過している時に、町の西部では空砲が鳴り響き歓声の騒ぎが起こったという。それは、一カ月前にシリアで捕虜になった二人のトルコ兵士がアレッポで生きながらにして火で焼かれているビデオがインターネットで世界に流されたからだという。このビデオ映像は直ぐにトルコがブロックしてツイッターやフェースブックやユーチューブを見れなくしてしまったとういう。しかしながらこのビデオに映った2人の兵士がアレッポ解放の後で殺害されたのかどうかは不明だという。解放のアレッポでトルコ兵士2人が生きながらに火で焼き殺ろされたビデオが世界に流れ、これをトルコ政府がブロックできたことがロシアのサイバー攻撃と同様に恐ろしい。

12/22/2016

仏裁判所の「安易な判決」に腹を立て ラガルドに罰金と禁固刑を求める署名が殺到

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎22/‎12/‎2016‎‎-14:19:39)フランスの国民はクリスチャン・ラガルド国際通貨基金(IMF)総裁を裁いた仏裁判所の「安易な判決」に腹を立てている。ラガルドを有罪としながらも、求刑されていた1年間の禁固刑も罰金15000ユーロ(約220万円)も、国際的な有名人だからとして取り消しにした。何の罪も償わないことで、仏裁判所の判断が「二重進行」で法の前の万民の平等を裏切っているとして禁固刑と罰金を課すように裁判のやり直しを要求するサイトに一日で12万件の署名がすでに集まっていて、フランス国民の不服は高まっている。ラジオもこの問題を取り上げていてジャーナリストや有識者を読んで裁判の2日後に論議がやっと始まった。2011年5月半ばのグラン・ジュリー(RTl、Le Figaro、 LCI共催)の放送では、民主運動(モデム)のフランソワ・バイル議長が発言している。クリスチーヌ・ラガルド経済相はスポーツ用品の世界的メーカー・アディダス社長のベルナール・タピ事件の重要容疑者で「タピ事件の中心的な人物であって、問題が批判された次期には彼女が指揮をとっていた」とバイル議長は「28500万ユーロ(約350億円)の国の公金を、過去に社会党大臣で後にサルコジ大統領の側近となったタピ氏に、アディダス社の利益損失だと見なして、訴訟手続きを簡略化し仲裁裁定する形で反対を押し切ってタピ氏への補償を承認し、タピ氏への公金授与を決めたのがクリスチーヌ・ラガルド経済相であった」と話している。

12/21/2016

ベルリンのクリスマス市場 トラック群衆突入テロに 先行犠牲国フランス人がコメント

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎21/‎12/‎2016-12:46:26)すでにダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)の幾度ものテロ犯行で多くの犠牲者をだして苦しんで来ているフランスは、ドイツの先行犠牲国でもある。ドイツのべルリンで起こった今回のトラック群衆突撃テロについて、憐憫の念を表すとともに様々な反応がフランス市民から寄せられている。それをフランスのテレビ各局が追っていた。誰なのか?どうしてドイツなのか?どうしてクリスマス市場なのか?などについて、年末のクリスマス市場としてはヨーロッパ最大級のストラスブルグや、バタクラン・コンサート・ホールのテロがあったパリや、そして7月14日の仏革命祭の日に今回のドイツと同様にトラックが群衆の中に突入する殺害事件の起きた地中海のニースで、それぞれインタビューが行われている。

ベルリンのトラック群衆突撃テロに ISが犯行声明

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎21/‎12/‎2016‎‎-11:38:44)20日に12月19日のベルリンでのトラック群衆突撃事件の犯行声明がダエッシュ=イスラム主義国家テロリスト組織(IS)から出されたと「ハフィントン・ポスト」(LE HUFFINGTON POST)などがパリ時間20/12/2016 20:31 に報道している。米国の指導する国際連合軍が空爆を展開するイラクやシリア地方でのIS空爆に参加するドイツを、IS兵士がベルリンでトラック突撃をしたのだと宣言している。ドイツ政府はこのISの犯行声明の真実性を認めていない。しかしテロ対策検事は標的の選択や事件の展開からイスラム原理主義者の攻撃を思わせるとしている。

ジャーナリストの死の恐れを超えて ルポルタージュ・サン・フロンチェー(RSF)の指摘

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎21/‎12/‎2016‎‎-‎00:34:46)20日にルポルタージュ・サン・フロンチェー(RSF)が発表したジャーナリストの2016年度の死亡数は2015年度よりも、67人に比べ57人と減少しているのは、新聞社メディアが、つまり大手のジャーナリズムが記者を現地に生命の危険を心配して送らなくなってきているからだというのだ。これは世界が暗黒の世界に次第に支配されていることを意味していることにもなる。

12/20/2016

ルポルタージュ・サン・フロンチェー(RSF)発表 2016年は57人のジャーナリストが殺害

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎20/‎12/‎2016-15:15:02)パリに本部を持つルポルタージュ・サン・フロンチェー(RSF)が2016年度の世界のジャーナリストの殺害状況を19日に報道している。それによると2016年度は前年の67人に比べ57人と少なくなっているのは新聞社などがジャーナリストを危険な地域へ送ることを控えたからだとしている。最多のジャーナリストが殺害された国はシリアが19人でトップになった。今年の特徴はジャーナリストとして確認してから殺害するという傾向になっていたことだと指摘されている。

国連決議にロシアが初めて合意 国連人権監視団のアレッポ・シリア入りで

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎20/‎12/‎2016‎‎-06:36:20)これまでフランスが提案した国連の人権監視団100人程をシリアのアレッポに入れて人権違反を国連下で監視するという事には、自国だけでやるとこれを拒絶してロシアは6度目の拒否権を行使して反対していた。交渉の末にパリ時間で18日夜遅くにロシアは態度を翻した為に、19日のニューヨークでの国連安全保障会議では全員一致で、フランス案が承認された。国連監視員はシリアの独裁者アサド大統領のアレッポ攻撃から多くの死者が出ていて、現地アレッポに残された4万程の市民とアサドに反対するシリア反体制派蜂起自由軍1500人から5000人がいると国連では見ている。その救出を監視する。

独でトラックがクリスマス市場の群衆に突っ込み9人が死亡50人が負傷

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎20/‎12/‎2016-05:56:27)21時30分頃にドイツの首相ベルリンの中心街のブライトシャイドプラッツ広場(ブライトシャイドプラッツ広場)で空のトラックがクリスマス市場に突っ込み9人が死亡50人が負傷したとFRANCE24.comでドイツのプレスを引いて報道された。トラックの運転手は逃走中でテロと見られている。今の所は詳しい報道はされてない。

トルコで在ロシア大使がトルコ警察に拳銃で射殺 アレップの復讐を叫ぶ

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎20/‎12/‎2016-04:38:36)20日トルコ在ロシア大使アンドレイフ・カルロブ氏が拳銃で射殺された。犯人が映っているビデオでは、「アレップを忘れるな、シリアを忘れるな、偉大なるアラー」と犯人は叫んでいる。殺害はアンカラ市内の芸術展示会で起こった。犯人はその場で警察に逮捕された。殺害したのは私服の護衛に当たっていたメヴル・メルト・アルチナというトルコの警察で、7月のクーデタ失敗に引き続き焼身自殺をはかった者で、トルコ大統領エルドガンとロシアのプーチン大統領が接近していてアレップの市民を爆撃していることに対する復讐だと見られている。

トルコ政府は犯行に及んだ警察は勤務中ではなかったと言っている。他に3人が負傷した。この犯行の状況はビデオにとられていると現地のNTVテレビは報道しているが、すでにフランス国営放送テレビA2ではその殺害の現場が今から30分ほど前の20日夜20時の報道ニュースで放映されている。以下の参考記事にもビデオがあるので参照できる。

19時24分にトルコ大統領エルドガンはロシアのプーチン大統領を電話で予備事情を知らせた。

18時58分にはオランド仏大統領がこのテロ行為を強く弾劾した。

 
【参考記事】
https://francais.rt.com/international/30839-ambassadeur-russe-turquie-grievement-blesse-attaque-armee-ankara

仏左派のプリメールで 仏衆議院議長がプーチン批判 裏に悪友のサイバー攻撃などが危惧

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎-)2017年春の仏大統領選挙のフランス左派の代表を選ぶ予選選挙(プリメール)の候補者がでそろった。立候補は7人で男性が6人女性1人だ。きょう19日にはクロード・バルトロンヌ衆議院議長がバルツ元首相支持を宣言した。バルトロンヌ氏は、シリアがどうであったかを見るとわかるが、プーチンはそれは人格者なんかではなかったのであると話した。ヨーロッパとフランスの主張が大事なのだと話した。もちろんフィヨン元仏首相と仲の良いプーチン大統領が、米大統領選挙でクリントンに都合の悪いサイバー攻撃を仕掛けたとオバマ米大統領が最近発言したように、今度はフランスの来年春の仏大統領選挙では、フィヨンを応援したサイバー攻撃が社会党に仕掛けられることが心配されている。その中での重要なバルトロンヌ氏の指摘であった。バルトロンヌ氏はサルコジ前大統領をさして朝昼晩と嘘をついていると批判したので有名な人だ。シリア戦争支持や米大統領選挙へのサイバ―攻撃でのプーチンの責任が解明される中で、今後はプーチンやアサドとの悪友関係を隠したり否定したりする主張がフィヨンやサルコジから出て来るだろう。

IMF総裁ラガルドに有罪判決 有名人なので禁固刑1年と罰金は特別回避措置

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎‎19/‎12/‎2016:23:0:02:13)パリ裁判所は元仏経済相であったクリスチャン・ラガルド現国際通貨基金(IMF)総裁のタピ事件で公共資金濫用や共謀罪で権力乱用などで1年の禁固が求刑されていたが、12月19日15時にラガルドを有罪と判決をだした。ただし国際的な有名人なので禁固刑や罰金刑は回避する措置がとられたと発表されている。これではあらゆる人は平等に裁かれるべきだとされる裁判の意味を放棄しているともいわれそうな、権力者や有名人に好意的な不平等裁判の批判が出そうな判決となっている。15時の判決宣告を待たずにラガルドは米国に帰ったと15時10分の国営ラジオ・フランス・アンフォは報道した。

12/19/2016

IMF総裁ラガルドは タビ事件で禁固刑1年の裁判の判決を待たずに米国に帰った

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎‎19/‎12/‎2016:23:23:16:40)12月19日15時にパリ裁判所でサルコジ政権下の仏経済相であったクリスチャン・ラガルド国際通貨基金(IMF)総裁の裁判判決が出た。15時前にこの判決を待たずにラガルドは米国に帰ったと15時10分の国営ラジオ・フランス・アンフォは報道した。公共資金濫用や共謀罪で権力乱用などで1年の刑の可能性が既に発表されていたもの。有名なひとだということで、有罪だが予定されていた禁固刑や罰金は受けない措置がとられた。
IMF総裁ラガルドに有罪判決 有名人なので禁固刑1年と罰金は特別回避措置

ロシアがシリアを支援し 仏の進める人権監視官派遣に 国連で拒否権行使

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎19/‎12/‎2016‎‎-02:51:40)12月18日国連ではシリアの第二の都市アレップからの市民の避難で、人権擁護の観点からフランスが提示する人権監視官の同地への派遣案に対し、ロシアが拒否権を行使して反対した。ロシア案は15カ国秘密会議で行われた為に示されてないがロシアは自分の考えて解決するのだと言っているという。シリアのアレップの市民はまだ市内に4万人とアサドに反対するシリア反体制派蜂起市民の自由軍が5千人ほどが寒さ-6度ほどの中で、これに耐える十分な衣料もなく3日間目を迎えている。シリアの独裁者アサド大統領を支援したプーチン大統領は国連での決議を受け入れようとはしないで自国の判断を最優先している。

12/18/2016

宮沢賢治の「永訣の朝」日蓮大聖人の「法華経」から読む

「永訣の朝」何十年かぶりかに読み返しました。これを初めて読んだのは中学生か、高校生のころだと思う。今読んでも新鮮でそこに「法華経」を日蓮大聖人の御遺文を通して拝していた宮沢賢治の思想が垣間見られる思いだ。妹のトシが臨終を前にして、「雨雪を取って来てくれるように」賢治に頼んだ言葉だが、今読み返しても、この「けんじゃ」はひらがなで書いてあるので、岩手地方の方言での願いを表現する語法だったのかもしれないが、たとえそうであっても、そこにそれとは別に、「けんじゃ」は「賢治」と重なっているとも考えられなくもない。これは私の考えだが、今回読み返してみて、この詩には隠れた言葉の意味があちらこちらに埋まっているのを見るからです。

12/17/2016

パリ西郊外都市で移民集合住宅に付け火 窓から飛び降り1人死亡

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎17/‎12/‎2016‎‎-12:41:05)15日の夜から16日にかけて3時30分頃から3時45分頃にパリ西部の郊外都市ブローニュ・ビアンクールにある労働移民の集合住宅(27番地、rue Nationale)の1階階段あたりから放火があって、それぞれ2階と5階の窓から飛び降りその2人の内の1人は死亡した。近くに放火に使用した燃料などが発見されている。この建物は6階あり78の住居があって労働移民を再教育するアソシエーションの宿舎となっていた。12人ほどが軽い怪我で近くのジョルジュ・ブラッサンス病院に運ばれた。250人程が避難したと報道されている。現場には火炎を煽る装置も発見されたことから、移民を意識した人種差別の怨念からの反抗とも見られるが、麻薬密売での金銭のやり取りで、つけの未払い報復だと見る筋も強い。

クリスチャン・ラガルドIMF総裁 タビ事件裁判終了 不服な顔で怒る

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎17/‎12/‎2016-11:41:35)2008年7月7日にベルナール・タピ事件関連でタピ氏に有利な私設簡易裁判を組織した中心者として、当時仏経済相であったこ現クリスチャン・ラガルド国際通貨基金(IMF)総裁がその一般の裁判を回避させた指示を出したとされる裁判が5日間に渡り行われ、12月16日に終了した。判決は19日15時に出る。彼女は自分にはリスクは全くないと話しながらも、夫や息子を前にして非常に不服な怒りを表明したと、裁判終了時にパリ裁判所からの公共テレビの実況中継でジャーナリストのドミニック・ヴェンデリア氏が報告している。他所のラジオやテレビのメディアではこのような報道姿勢ではなくて、いずれも彼女の無実が証明されて無罪終了を裁判所が宣言したかのような表現が多かった中で、特異であった。

IMF総裁ラガルドに有罪判決 有名人なので禁固刑1年と罰金は特別回避措置

12/15/2016

アレッポ150万人の悲劇は 最後の5万人まで難民化を許す貧困なる民主主義思想の敗北

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎15/‎12/‎2016-12:10:02)シリアの独裁者アサド大統領が2011年にアレッポの町で起こった学生の民主化運動を嫌いこれと戦い弾圧したことがついに40万近いシリア国民を殺害してしまった。国外に戦火を逃れたシリア市民の難民化した数は200万人をこえている。人口150万以上の町が5万人しか残っていないという状態というのは第二次世界大戦以来世界中にないことで、人権違反の大惨事であるとFRANCE24.comではシリア人民を援助してきた「フランス医療援助と救済連合組織」(uossm-france)の代表者の報告を14日に伝えている。13日にはシリアのアサド大統領政府軍はアレッポに残る市民に救済を呼びかけて、シリア政府軍が大勢の市民を迎え入れている様子をビデオで流したが、これはアサド側の演出であったと報道されている。アサド軍が今も爆撃を続けているビデオが報道されている。この3日間で7つの病院が爆撃を受けたという。停戦などしてないのだという市民の証言を伝えている。この市民を殺害しても良いとする民主主義の貧困な思想を国連も許してしまった。科学兵器をアサドが使用したことをフランスを初めとして欧州共同体(EU)も指摘はしたが、世界はこれを鵜呑みにしてしまった。人が殺されてもロシアや中国は国連で拒否権を使ってシリアのアサドを支援し続けた。オバマ米大統領も強い姿勢でこの人殺しの狂気に対して勇気をもって反対の意見を述べなくなってしまった。欧州のメルケル独首相やオランド仏大統領、ジャン・マルク・アイロー仏首相、元仏外務大臣ロラン・ファビウスも何度もこのシリアのアサドの行き過ぎた殺害を批判し、これを支援するロシアを厳しく批判してきている。しかし40万人という人がシリアでこの5年間で殺害されて死亡したことは、国際政治は市民殺害を傍観しても良い、人を殺害しても良いという誤った思想が許されたということだ。現代の民主主義の力のなさが露わになったのである。戦争に対抗し殺害に勝てる人民救済の思想がないということだ。これが最大の悲劇であると思う。

12/11/2016

ユネスコの歴史的文化遺産のコピー ラスコー4をオランド仏大統領がオープン 

10日にフランソワ・オランド仏大統領が訪問してラスコー洞窟4のオープニングの儀式を行ったとミディリーブル紙が報道。これによると、ドルドーニュのモンチニアック(24290 Montignac)市にラスコー4というのがユネスコの世界文化遺産目録に入ったラスコー洞窟を複写コピーして造られたが、これが今月15日から一般公開される。料金は大人16ユーロ、6歳~12歳の子供10,40ユーロ、町の中心街の直ぐ近くで、ラスコーのオリジナルのある丘からは500メートルという位置にある。ラスコー4のサイトの説明では5700万ユーロ(約68億円)をかけて8500㎡の土地にファックスミリによる洞窟を本物のように演出し再現したもの。年間40万人の訪問者を予定している。ラスコーが発見された1940年からこれが閉まった1963年までに100万人の訪問があった。その後完全封鎖され、コピーのラスコー2が1983年にオリジナルの200メートルほどの直ぐ近くに開かれました。ラスコー3というがあって、これは2012年から始まっていて資料展示などで世界を巡回しているもの。

【参考記事】
http://www.midilibre.fr/.../lascaux-4-visite-de-la...

 http://www.grottes-france.com/lascaux4/  

タピ事件で IMF総裁ラガルドを裁く裁判 来週からフランスで開始

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎11/‎12/‎2016‎‎-11:20:42)来週12日月曜日からサルコジ時代の経済相 (2007-2011)であったクリスチャン・ラガルド現国際通貨基金(IMF)総裁を裁く裁判がフランス共和国の裁判所で開始される。これは仏実業家のベルナール・タピと当時国立銀行だったクレディ・リヨネ銀行との係争問題で同経済相がタピに有利になる簡易私設裁判を組織的に計画してタピに裁判で勝たせて、タピへの賠償金40400万ユーロ(約485億円)を国の税金で弁償させたことが問題になっていた。1993年2月にタピ所有のスポーツ用品で有名なアディダス社を31550万ユーロ(約379億円)で買って、これを1994年に70100万ユーロ(約843億円)で転売した件で、ベルナール・タピは騙されたとしてリヨネ銀行を訴え倍賞金を求めていた。この係争をラガルド経済相や、タピに近い私設簡易裁判官を担当した三人の一人ピエール・エストウプ裁判官らが組織的に計画した公金横領の共謀罪で起訴された。通信電話機器フランステレコム社長で当時ラガルド経済相の官房室長(2007-2009)のステファン・リチャー氏や、タピとその弁護士モーリス・ラントゥルヌ氏とエストウプ裁判官らもその関係が調べられていた。

仏政府はテロ国家緊急事態を来年夏まで延長 テロの恐怖が理由

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎11/‎12/‎2016‎‎-04:21:40)フランスは2015年11月13日から既に一年近く国家緊急事態が発動されてきているが、このほどの政府閣議で来年7月13日まで延長する案を来週の議会に提出し決定する予定だ。ベルナール・カズヌーブ仏首相は来春の大統領選挙へ向けて多くの集会が予定されていることからそれを狙ったテロの危険があると見られることから民主主義を守るためにもこのテロ対策は必要だと見解を出している。夕刻19時30分の国営ラジオ・フランス・アンフォに出演したボルドーのベーグル市長で欧州エコロジー・緑の党のノエル・マメール(Noël Mamère )議員は、ノルウェーのトウヤであった2011年7月22日のオスロー・ウトエヤ島の連続77人殺人テロでのブレイビク青年の犯行をあげて、国家緊急事態の延長だけでは不十分であり、情報収集の強化を強めることを提案した。そしてこの国家緊急事態の延長とは、仏政府がテロの恐怖の前でどうしたらよいのかわからないという政治的な理由があるからなのだとマメール氏は指摘している。

仏教から外れた真言・弥陀の信仰が平安・鎌倉初期頃の文芸思想に大流行

百人一首の選者であった藤原定家の頃までには、中世半ばに中国から伝来してきた仏教はその正しき影を薄め改変されていたと私は考えています。ですから日本に仏教が奈良・平安・鎌倉初期頃までの400年間は真実が隠されてしまっていたという事なのです。仏教伝来後700年頃にして日蓮大聖人という方が日本に出てそれまで国中に蔓延っていた誤れる真言・念仏等を糾明し破折して本来の仏法を警鐘するわけです。ですから先日もフェースブックで有る方と定家の歌などにその他土に浄土や穢土を求める誤れる有名無実の仏教(真言や念仏宗)の影響が和歌や日記などの文芸にも強くでていることを話したのです。

「曾谷殿御返事」 フランスで日蓮大聖人の『御書』を拝す

「 曾谷 殿御返事」 平成新編日蓮大聖人御書(1038頁-1040頁)には、「見壊法者(けんねほうしゃ)の見と、置不呵責(ちふかしゃく)の置とを、能く能く心腑に染むべきなり」 とある。これは有名な御文であるが、しばしば他宗の信徒や同宗の僧俗においても言えることであり注意しなければならない信仰の基本姿勢なのだと拝する。日蓮大聖人の仏法を破壊する者を見て置いてそれを知りながら咎めないで謗法を許し置くという誤りが与同罪を作って、自らも地獄に堕ちてしまうという。日蓮大聖人は仏法の誤りを責めた場合には多くの難が競い起こって来ると説かれている。

12/10/2016

「本尊問答抄」フランスで日蓮大聖人の『御書』を拝す

「本尊問答抄」(平成新編1274頁-1283頁)は問答形式の御書である。そこでは、本尊に様々な形があるのはどうしてなのか、そしてどれが釈尊の本当の本尊なのかという問いがある。念仏や真言は阿弥陀仏や大日如来という所謂、仏像を本尊としているが、それに対して、日蓮大聖人は釈迦や天台の言ったように「法華経」という経を本尊として立てるのだと「本尊問答抄」で話されている。

不空三蔵の「法華儀軌」というのは「宝塔品」の文によっているのであり、「法華経の教主」釈迦・多宝をもって法華経の本尊としているのであって、これは「法華経の正意にはあらず」と日蓮大聖人は言われているわけだ。つまり不空の読みが誤り多かったことを指摘されている。

日蓮大聖人はこの様な造立仏の読みを否定されて、諸仏出生の根源を「法華経」であるとされている。釈尊もこの「法華経」によって仏になったのだと言われている。ここに釈尊自身が悟った「法華経」が三世常住に渡る仏観であったという見解があるのだと拝したい。

もう一つの私の関心は、日蓮大聖人が「本尊問答抄」でも、ご自身の末法出生の意義を年代に託して意識して示されていることであった。それは「四百余年」(1279頁、1280頁)と言われ「二千二百三十余年が間」(1283頁)と言われているからである。

その「四百余年」の間に、弘法・慈覚・智証の真言の三大師が天台の「法華経」をないがしろにして巧みに隠し葬り去って法華・真言の勝劣に迷った邪義で日本国を狂わせたことをここに示されている。その仏教破壊の顛倒した真言密教の教えが日本を亡国にした原因だと話されている。この日蓮大聖人が指摘されている「四百余年」というのは日本に仏教が灰燼しそうになっていた時代で、都が平安京に遷都されて、最澄が天台・法華宗(805年)を開き、天台宗から離れて仏教を嫌う弘法・空海が真言宗(806年)を開いたのもその頃に始まる。

仏教文化の逆の国風文化の思想の中には、古今和歌集・枕草子や源氏物語などの国風文化や平安末期の法然の浄土宗(1175)の影響を受けた新古今和歌集や方丈記などは仏教文化の影響というよりは、真言や念仏の他仏を信仰する反仏教的な思想であったと見るべきものだと考えたい。これを日蓮大聖人が指摘されるまでに「四百余年」の歳月が流れ仏教の正邪に迷っていた危機の時代であったと私は拝したのである。

イタリアのコリエレ・デラ・セラTVがロシアの保養地ソチでのバイク衝突を報道

イタリアのコリエレ・デラ・セラTVは、ロシアの保養地として有名なソチでバイクが左折する車に衝突しバイクを運転した人が飛ばされるという事故をビデオで報道されている。信号機はバイク側は青で左折する車には優先権がないと見られる。

【参考記事】
http://video.corriere.it/russia-grave-incidente-sochi-l-impressionante-volo-motociclista/a8113358-bc5c-11e6-9c31-8744dbc4ec0a?intcmp=exit_page

ファビウス仏元外相がオバマ批判 明日のジュネーブ米ロ会談前に

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎10/‎12/‎2016-09:55:52)一年ほど前にファビウス氏は仏外相を辞め憲法審議会議長になっていたが明日12月10日にジュネーブでのシリア交渉で米ロの会談を前にして、国営ラジオ・フランス・アンフォに出演して話した。ファビウスは2013年8月にシリア問題でオバマは我々を見捨てたのだと再度苦い話しを繰り返している。ファビウスの考えによると米国のアフガニスタンやイラクでの中東介入で軍隊が疲労していて地上戦闘介入を避けることにしたという。2013年8月頃に作戦の方向転換をしてシリアのアサド(Bachar el-Assad)大統領を操作することに切り替えたのだという。ジョン・ケリー米国務長官はこの考えには反対だったがオバマが決めたのだと話した。

12/09/2016

カユザック財務大臣は上訴 サルコジが任命した元衆議院財政監査・経済総合委員長

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎09/‎12/‎2016‎-10:54:38)8日にジェローム・カユザック氏とその婦人のパトリシアさんは脱税と脱税洗浄の罪でそれぞれ3年と2年の禁固刑の宣言を受けた。現在、フランスは大統領選挙の最中であって、この事件が社会党政権下の財務大臣であったとこれを強調しているメディアも多い。オランド仏大統領が国民の模範を宣言しているのを批判するためだ。しかし欧州エコロジー・緑の党ボルドー・ベーグル市長のノエル・マメール氏は、サルコジが大統領時代の2010年4月にカユザック氏を衆議院財政監査・経済総合委員長に任命して2年3カ月間に渡り任務を務めているのに、どうしてこのサルコジの責任はメディアは問わないのかと指摘していた。カユザックは2006年にフランソワ・オランド氏が仏大統領になった6月になってから財務大臣に就任しているのである。スイスやシンガポールへの税金隠しはそれ以前からしていたと自白しているのである。そういう人間の過去を調べないで国家の職務に就かせることが問題なのであれば、サルコジがカユザックを任命したことも同じく重大な過失であるはずだ。カユザック氏のスイス銀行口座所得隠蔽問題は急にここ数年間のことではなかったのである。サルコジ前大統領時代に製薬会社への好意的な政策で、見返りコミションの還流報酬を得た隠し金であると見られていた。カユザック氏は上訴をすると言っている。

12/08/2016

サルコジの仏大統領選挙リビア資金取得でタケイジン起訴 ゲアンのフランドル絵画売却現金に疑惑

(パリ=飛田正夫 日本時間‎08/‎12/‎2016;‎‎-07:04:33)今回12月7日の武器商人タケイジン氏の起訴では、リビアの独裁者カダフィから当時のサルコジ内相とサルコジの官房室長官のゲアンとに運んできて手渡したという2007年のサルコジの仏大統領選挙運動資金500万ユーロに関し調べが行われた。特に2008年の3月にクロード・ゲアンがエリゼ大統領官邸総書記官時代に値打ちの無いフランドル絵画を2枚売って得た多額の現金というのが、リビアのカダフィからの不正現金取得の洗浄として演出されたものであったのではないかと嫌疑されている。リビアからタケイジンが持ってきてゲアンに渡したという現金との関係に調査は集中したが、。また一方で、サルコジ側近の事業家アレクサンドル・デジュリに売られた別荘売買汚職にも調査の光が向けられた。

イタリアのマテオ・レンジ首相が辞任願いを提出

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎08/‎12/‎2016‎‎-04:50:31)7日、1時間半ほど前の19時に、イタリアのマテオ・レンジ首相が辞任願いを提出。レンジ首相は国民投票で60%以上の反対で辞任を迫られていたが議会が2017年の予算合意をするために数日間の猶予を要求していた。今日7日20時に辞任を統領が了承した模様。レンジ首相は、予算は承認された。19時、辞任は明快だ。みなさんありがとう。イタリア万歳とツィッターに書き"Ciao a tutti, e grazie"みなさんさようなら、ありがとう。と付け加えている。FRANCE24.などが報道した。