2016年9月25日日曜日

仏人は移民・難民の混血人 バルツ仏首相 ガリア人先祖のサルコジを批判

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎25/‎09/‎2016‎‎-09:01:21)23日、セネガルのダカーで開催されたフランス人の集会を前にマニュエル・バルツ仏首相は、我々がフランス人であるのは、歴史的な先祖にガリア人がいるからではないと、サルコジの誤れる共和国の認識を批判した。バルツ首相は我々がフランス人であるのはその先祖によってでも宗教によってでも、皮膚の色によってでもないと話した。特にバルツは二つの大戦を取り上げて話し、フランスの価値は多様性にあり混血にある。それらを愛するユニバーサルな価値に深く根差すものであると話した。だから今日のフランスは混血社会であり、移民・難民という事であれば、フランス国民は全て移民・難民なのだと話した。

ガボンのボンゴ大統領再選承認で 投票結果数の変更は「違法」

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎25/‎09/‎2016-05:35:03)24日、ガボンの大統領選挙は接戦の末に両者の暴動となって決裂していたが、ガボン憲法評議会は投票結果数の変更をしながらアリ・ボンゴの大統領再選を承認した。対抗候補のジャン・ピング氏は「これは違法である」「自分は退かない」と絶対反対の立場をジャーナリストを前に宣言した。FRANCE24.comなどが報道した。ガボン憲法評議会は、8月27日の大統領選挙投票はボンゴが49,80%を獲得し、対候補者のジャン・ピングは48,23%という僅差だったのが、ボンゴが50,66%、ピングが47,24%を獲得したと発表して、大幅に9月23日から24日にかけて変更した模様。

2016年9月22日木曜日

政治の倫理・汚職と闘うアンチコーが サルコジ前大統領を出廷へ

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎22/‎09/‎2016-15:01:29)フランスの政治倫理と汚職と闘うアンチコー(Anticor)は大統領在職期間にサルコジが国家の金で世論調査会社を私的に行ってエリゼ大統領官邸がその費用を支払ったとされる事件で、裁判所出廷を求めていて実現が21日になされる。「20minutes」はアンチコーの弁護士ジェローム・カルゼンティ氏へのインタビューを行った。サルコジの世論調査は妻のカーラ・ブルーニとの関係を国民がどう考えているかとか、対抗候補になる予定だったドミニック・ストラス・カン氏の人気とかダチ法務相の父親の判らない妊娠を国民がどう見ているかは国家との関係は無い事でこれに国費が膨大な金額で使われたことを批判している。

サルコジがカレ港を視察 英国境線の移動がカレ難民ジャングルの責任

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎22/‎09/‎2016-11:46:00)サルコジ前大統領は21日にフランス北部のカレの港を訪れてそこの港湾施設を視察した。しかしサルコジは今年末までには完全解体が予定されているカレ難民のジャングル・キャンプの中は訪問しなかった。それでは何故、サルコジがカレ港に出向いていったのかを解説している新聞は少ない。13年前、サルコジは2003年に内務大臣時代に英国との間でカレ難民問題で、サルコジ自身が決めた仏領土内の英仏共同管理の国境を、これからは英国に再交渉して規定し直すべきだと話した。このサルコジが12年前に調印したのが「トッケ合意」(Les accords du Touquet)で、この条約によりカレ側にも英仏共同の国境管理事務所が設立された。英国へ違法難民が辿り着く前にフランス側でのコントロール強化を宣言した合意だったのだ。

サルコジは「ガボンの事が話したければ、家に帰れ」と難民学生に喧嘩腰

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎22/‎09/‎2016-13:18:48)ガボンの独裁者アリ・ボンゴの友人のサルコジ前大統領は21日フランス北部のカレ市訪問のあと近くのマルク=アン=バルール(Marcq-en-Baroeul)市を訪問した。この観客がいる会場で、リール市難民団体関係のボンゴに反対する学生等から、2009年のガボン大統領選挙でボンゴを支援したサルコジが批判された。「サルコジはボンゴを連れてくるように」と大きな声で、厳しく抗議された。これに応戦したサルコジは、「ここはフランスだ、ガボンではない。ガボンの事が話したいというのなら、ガボンに帰れば!」と観客の野次の中で、彼等に答えている。彼等はその後場外にサルコの安全担当者達に排除された。
2016年の大統領選挙では、アリ・ボンゴは49,80%を獲得し、対候補者のジャン・ピングは48,23%という僅差だった。もっかこの両者の決選は終結して大統領は決まらないが、今から23日までに憲法審議会が決めることになっていると「africanews.com」では言っている。

2016年9月21日水曜日

サルコジには歴史の授業が必要 仏教育相 小説的「先祖ガリア」説を批判

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎21/‎09/‎2016‎‎-16:13:05)サルコジ前大統領がまた可笑しなことを口走っていて、それが各方面から批判が起こっている。サルコジは、移民に対して、「もし、フランス人になりたいのなら、フランス語を話し、フランス人の生活をし、(・・・)同化を要求する」移民の「あなた方がフランス人になった時から、あなた方の先祖にガリヤ民族がなり、それはベルサン・ジェトリックである」と話した。フランス人のルーツがガリヤ民族だというのである。これは19日、パリ東南部近郊のバルド・オワズ県のフラコンビル(Franconville)にある、「共和党」(LC)内の仏大統領選挙の為の講演会場で話されたものだ。サルコジはフランスの歴史を知らずフランス語が喋れないと言われてきたことが前にもあった。今回は、サルコジにはフランスの歴史を勉強させるべきだと糾弾するナジャット・ヴァロー=ベルカセム(Najat Vallaud-Belkacem)教育相の民法テレビiTélé出演でのインタビューが、オブセルバトワール紙などに再掲載されている。

2016年9月20日火曜日

シリア紛争 停戦直後にアレッポ反体制地区が空爆 

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎20/‎09/‎2016-11:17:58)19日、シリア東部のアレッポ(Alep)地区で米ソの介入主導で、9月12日から開始された1週間の休戦条約が19日19時に終わった。その2時間後には、シリア反体制側蜂起市民を攻撃する戦闘機の爆弾の爆発音が轟き始めたとフランス通信(AFP)の現地通信員が報告した。それによると空爆はシリア反体制派蜂起地区に激しく続き、この地区のいたるところに火災が起こっていて、救急車のサイレンがあちこちで鳴っているという。シリア人権監視団体(OSDH)は町の東部と南部に空爆が行われたことを確認しているが、戦闘機の国籍はわかってないと言っている。19日、ジョン・ケリー米国務長官は、ロシアとの交渉を続ける国連(ONU)会議の合い間にインタビューに答え、シリア停戦の失敗は問題の一部はロシアに責任があると不平を漏らした。ロシア側では、シリア反体制側蜂起側は停戦を302回も破ったと批判している。米ロで決った9月9日の停戦協定を米国とシリア反体制側蜂起側は全然守ってないと避難している。

パリ中心の繁華街でテロ大騒動 16歳の若者が 仮想テロ通知犯で拘置 

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎20/‎09/‎2016-09:01:25)テロ犯行が起こったとの偽警報を出して17日のパリを一大騒動に巻き込んだ原因だとされる2人の未成年者の一人はディランという16歳の若者で、パリの東南部近郊マルヌ県で19日午後に逮捕されていたが、直ぐに拘置された。二人の若者は警察に通知し、自分をマチス神父だと偽ってパリ一区のサンドニ通りにあるサン・ルュ教会の中で人質になっているように思わせてた。これが警察のテロ対策班の大掛かりな出動の原因となって、土曜日の午後のパリ中心街の繁華街は一大テロ騒動となった。近くにはシャトレの駅やポンピドーセンターがある大商店街で多くの人で賑わっていた。住民は安全を求めて逃げ回る恐怖におののいていたとベルナール・カズヌーブ仏内相は話している。フランステレヴィジョンなどのメディアが報道している。

2016年9月19日月曜日

メルケル首相のキリスト教民主同盟が、独地方選挙 ベルリンで破れる

パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎19/‎09/‎2016-14:28:00)ドイツのキリスト教精神を基調とするメルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)が、18日の独地方選挙で18%の得票率しか首都ベルリンで獲得できなかた。メルケルの政治の失敗だという見方がでている。連立内閣を構成する社会民主党(SPD)とCDUとは、2011年比で今回は-11%も減少している。連立内閣を構成する社会民主党(SPD)がトップで23%の得票。旧東ドイツ政党与党だった社会党統一党PDSの後進である左派党のDie Linkeと緑の党とはそれぞれ16,5%を獲得。ドイツのための選択肢(AfD)は反欧州反ユーロの反移民のポピュリスト保守陣営の一派で今回は12%を獲得した。メルケル首相にとって二つの悪い知らせは、左派党と合同してべルリン地方を社会民主党(SPD)が指導することになることと、地方議会に極右党が参入したことだという。この問題は難民受け入れがドイツ民衆に影響しているからであるが、他の人の苦しみは共有したくないというエゴが難民問題にはあり、これが私たちの社会のエゴとして承認されることが選挙でなされている。

2016年9月18日日曜日

英国はカレに1キロの「壁」建設を開始 難民対策で

 (パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎18/‎09/‎2016-14:31:06)フランス北部のカレは、難民たちが目指す英国へ密航する出発点で多くの難民がキャンプしていてカレのジャングルの汚名が付けられた。ここに英国が違法渡航難民対策でコンクリート造りの壁の建設計画「カレの大壁」を9月から開始したと6日に英国のロバート・ゴッドヴィル移民大臣が議会で発表した。ドーバー海峡を渡るチャンスを待っている場所で、8月に公刊された密航者の数はカレの英国側国境で逮捕された違法難民は、昨年は84000人ほどであった。「壁」はコンクリート造りでフェリーの停泊している港へ向かうトラックの上に飛び乗って英国に渡ろうとする主要幹線道路の両側に建てられることになっていて、この壁が現在あるバリケードの柵にとって代わることになる。コンクリート壁の高さは4メートルで長さは1キロとなる予定だ。

カレ難民ジャングル 仏全土へ分散 サルコジ派の恐怖の仏分断に警報

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎18/‎09/‎2016-12:35:34)17日に全国の市長と国会議員にそれぞれ当てたベルナール・カズヌーブ仏内相の手紙をフランス通信(AFP)が明かした。国会議員に当てた手紙というのは、カズヌーブ内相とエマニエル・コス住宅相は、右派の大げさな政治演劇役者らが、責任を放棄してしまったので、麻痺寸前のシステムが残された、現地の地方議員を支援して理解していく仕事を実現すべく貢献するように要請するというものだった。この右派の人物というのは、15日に記者会見し、オーベルニュ・ローヌ・アルプス地方の議長代行をしている仏「共和党」(LC)のサルコジ前大統領時代の噛み付き役として有名なスポークスマンだったローラン・ヴィキエズだ。同氏はジャングル=カレの難民を受け入れないように同地方の市長らに呼び掛けていた。カレのジャングル難民を受け入れるとフランス全土が難民のジャングルになると喧伝していた。

2016年9月17日土曜日

フランスの国営メディア 市民への憚りは危険

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎17/‎09/‎2016-07:41:18)ジュッペとサルコジの対立点 「幸せの予言者」と「不幸の予言者」という記事(http://franettese.blogspot.fr/2016/09/blog-post_33.html
を14日にアップしたのですが、その後も、この両者の応酬事件がメディアの話題になっているので、この背景にある国営メディの憚りというものを少し考えてみました。
フランスの現在の国営メディアにはサルコジの息が強くかかっていて影響が非常に強い(サルコジのメディア弾圧が暴露 https://franettese.blogspot.fr/2016/09/blog-post_8.html )
という事です。そこから話しは出発します。
ニュースだけを一日中報道しているテレビ(BFMTV)の有名アナウンサーのルース・エルクリエフ(Ruth Elkrief)さんの16日の番組でも、この二人の応酬が取り上げられて話題にされていました。いつもメディアでサルコジの陰に隠されているジュッペなのだが、これが反撃に出る作戦に出たとし、サルコジの馬鹿さ加減が顕れていると見ているようです。しかし私は、いつもテレビやラジオで気になるのは報道の内容というよりも、ジャーナリストやアナウンサーがどう解釈し評価しているかに視聴者は大変に影響を受けて政治家を評価する材料にしているのではないかということです。これについてのメディア研究などがあるのかも知れません。

スロバキア27カ国欧州首脳会議 難民の受け入れで欧州内分裂

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎17/‎09/‎2016-03:35:43)9月16日に27カ国欧州首脳会談がスロバキアの首都ブラチスラバで開催された。ギリシャとイタリアに留まる難民の欧州振り分け比率で喧嘩状態が続いていて、この受け入れの欧州計画に特に強く反対しているのがハンガリー、ポーランド、スロバキア、チェコなどで、ブラチスラバでの欧州首脳会議では、これらの諸国が大国の意見が支配的であると厳しく激突する批判をした。先週アテネでフランス、イタリア、ギリシャが会合し、難民受け入れ資金を分担することが優先的になされなければならない先決問題だと話されていたからだ。フランスの各種メディアが報道している。14日欧州審議員を前にジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長は話し、ブラスチラバでの欧州首脳会議は、欧州の多様性が表面化していて亀裂が表面化したたことも確かだと、これを認めている。

スロバキア欧州首脳会議 英国の離脱は脅威ではない ユンケル委員長 

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎17/‎09/‎2016-03:33:43)英国を除いた初の27カ国欧州首脳会談が16日スロバキアの首都ブラチスラバで開催された。ジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長は、安全、防衛、投資、デジタル通信機器関係の具体的な欧州計画を話す前に、3カ月前に欧州離脱を決めた英国に関し話し、英国の離脱は欧州にとって脅威ではないと宣言した。FRANCE24.comなどが報道。英国の国民投票の不幸な結果を、英国の特殊性によっていると考えるとそれは大変な誤りになるだろうと、ヨーロッパ審議会のドナルド・ツスク(Donald Tusk)委員長は、27日のブラチスラバ欧州首脳会議への27カ国への招待状の中で言っている。

オランド仏大統領が欧州自衛宣言 英国離脱後初のスロバキア27カ国欧州首脳会議

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎17/‎09/‎2016-03:31:01)9月16日、英国を除いた初の27カ国欧州首脳会談がスロバキアの首都ブラチスラバのダニューブ川を望むシャトーで開催された。主要な議題は英国離脱後の欧州の建設計画と防衛・安全で、オランド仏大統領は英国離脱後のヨーロッパの安全形成を語り、欧州共同体だけで欧州を守れると話した。フランスはこれに努力するとして、ヨーロッパ諸国の協力を求めた。ドイツのメルケル首相は、我々は危険な状態にある。我々は我々自身の行為で更に良くできることを示さなければならないと語り、安全を訴えテロリストとの戦いとヨーロッパ防衛を強調した。軍事関係に強いSUD OUEST新聞などが報道している。

2016年9月15日木曜日

キャメロン前英首相の サルコジ要請のリビア空爆は失敗

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎15/‎09/‎2016-14:43:23)今から5年前の2011年10月20日にしばらく行方をくらましていたリビアのカダフィ大佐が土管の中に隠れていた所を発見され、リンチを加えられている最中に何者かによって銃殺された。これで42年に渡る独裁は終わったが、このサルコジの性急なカダフィ体制転覆の計画を協力する事を要請されたキャメロン前英首相は、最近になってこれが誤っていたと指摘する調査が発表された為に、リビア軍事介入を持ち出した張本人はサルコジなので、その性急なリビア空爆をしなければならなかった理由や動機が問われてくるだろう。英国の調査の中である教授は、リビア反体制派グループを支援するフランスの知識人ベルナール・アンリー・レヴィー(BHL)がいて、リビアを変えたいという彼の意思にサルコジ前大統領が動いたのだとの見解も挙がっている。

1週間で、仏少年3人がテロ行為で逮捕 シリアからの遠隔操作型テロか?

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎15/‎09/‎2016-11:16:38)フランスでメディアが騒いでいるのは、テロの犯行年齢が下がっていることだ。シリアのダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)がテレ・ギデ(遠隔操作)型テロを若年層の少年を対象に狙って計画しているのではないかという心配だ。このような傾向は新しいもので、これまでのようなシリアへテロの訓練にフランス人の青年をリクルートするのとは異なっている。フランス現地で直接に感性に訴えやすい年齢の少年を狙う方法なのだと専門家はいう。1週間の間に3人の15歳の少年がテロを準備していたとして逮捕されている。

《農薬とGMO種子の完全パック》販売 独化学産業が米モンサントー買収で

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎15/‎09/‎2016-08:43:41)ミツバチが死ぬことで有名なゴウショ(Gaucho)という殺虫剤製造のドイツ大手化学産業会社バイエル(Bayer)が、遺伝子組換え植物の種子生産で世界的なモンサント( Monsanto)社を660億ドル(8兆8500億円)で買収することが決まったと、9月14日に発表された。買収により膨れ上がったバイエル社は、《農薬とGMO種子の完全パック》が売られことになる。独占化が問題視されるとリベラション紙などは言っている。

2016年9月14日水曜日

シリア紛争で30万人が犠牲に 毎月9千人が殺害 シリア人権監視団体が発表

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎14/‎09/‎2016-08:59:42)13日、シリア紛が惹起した2011年3月以来、死亡した数は30万人以上を超えたとシリア人権監視団体(OSDH)が発表した。9月12日現在では死亡者は301.781人で、その内の86.692 人が市民で、その内訳は子供が15.099 人となったと報道した。同様にシリア民主主義勢力の蜂起兵士側の死亡者は52.359人で、アラブ・クルド連帯側の死亡者数は外人部隊を含む聖戦主義者は 52.031人が死亡している。シリアの独裁者アサド(Bachar el-Assad)体制側は107.054 人が死亡しその中の59.006人が兵士だ。シリア人権監視団体(OSDH)では殺害された中で、3.645人は身元が確認されてないといっている。

イスラム主義国家組織(IS)のナンバー2の死亡を米国が確認

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎14/‎09/‎2016‎‎-08:27:18)12日、米国はシリア空爆でダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)のナンバー2のアブー・モハメッド・アル-アダナニ( Abou Mohammed al-Adnani)が死亡したことをフランス通信(AFP)に確認する発表をした。米国は8月30日にシリア北西部のアル・バヴ(Al Bab)で無人飛行機(drone)からミサイルで米国特別軍が米中央情報局(CIA)と組んで、狙い撃ちしていたことを米国防省のペーター・コックスポークスマンが発表していたが、死亡の確認がなかった。

ジュッペとサルコジの対立点 「幸せの予言者」と「不幸の予言者」

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎14/‎09/‎2016-07:39:27)サルコジ前大統領から比べると温和で控えめな現ボルドー市長、元首相・外相を務めたアラン・ジュッペは、13日に開催されたストラスブルグでの、2017年の仏大統領選挙のLC内代表者を決める予選選挙(プリメール)の講演会を開催した。「自分が幸せで」あることを認めた。これは10日ほど前にサルコジがブルターニュ地方の海水浴地ラ・ボール(La Baule)で「ボルドーの坊主」と言ったことに対して、ジュッペが12日夜にパリ南部地方のプロヴァン(Provins)で話し、「どうも、私は幸せの予言者のようで・・・敬服した!」とはなしていたことを、今回ストラスブルグの講演で再度話し、「破壊主義の演説者で不幸な予言者」とサルコジを指して話し、「ボルドーの坊主」は「幸せの存在証明だ」とやり返している。ジュッペとサルコジとはどの点でも対比的であって右派政党の「共和党」(LC)としてはサルコジに人気があるとしても、フランスの選択としてはジュッペの方がより人間的でヨーロッパ的であり支持がある。

カレの難民キャンプは年末前に解体 フランス全国に配分

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎14/‎09/‎2016-03:08:12)フランス北部のカレの10000人程の難民キャンプの解体が終わる予定で、これに合わせ、2016年の年末前までにはパリの分も合わせてコルシカ島とイルドフランスを除く、全国の知事は、12000人程を受け入れる施設を見つけ出すことになる。既に難民の中には英国に渡らずフランスに定住することを決めて、カレの難民キャンプから、希望によりボルドーなどの各地方の受け入れ施設に既に8月26日現在までに3005人程が移って仏語の学習などを開始している。全国目標は12301人だ。現在から2016年末までの目標は7888人だ。この情報がフィガロ紙に13日に掲載されたことで、国営ラジオ・フランス・アンフォなどは既に難民受け入れを実施している市町村にインタビューして住民の反感があるのかどうか質問している。

ドイツ内相が発表 シリア旅券を持つ3人を逮捕 パリ連続テロに関係か 

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎14/‎09/‎2016-00:57:47)13日、ドイツのトーマス・デメジエール(Thomas de Maizière)内相はドイツ北部のシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州(Land Schleswig-Holstein)でパリ同時テロと関連のあるシリアのパスポートを持つ3人を逮捕したと発表した。ドイツ警察の調べでは3人は2015年11月13日夜に起きたパリの同時テロ射殺事件に関係したと言っている。内相はこの3人は昨年のドイツの難民受け入れ時にパリ襲撃テロと同じダエッシュ・イスラム主義国家組織(IS)によって入国してきていたと見られている。彼らが本当のシリア人であるかにも疑問がのこっているようだ。

【参考記事】

【参考記事】
https://www.google.fr/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=4&ved=0ahUKEwiz5Ymk1ozPAhWLfRoKHQuSC2UQFgglMAM&url=http%3A%2F%2Fwww.francetvinfo.fr%2Ffaits-divers%2Fterrorisme%2Fattaques-du-13-novembre-a-paris%2Fallemagne-arrestation-de-trois-syriens-en-lien-avec-les-attentats-de-paris_1823215.html&usg=AFQjCNGmn5wwzt1CZDWVNVpIDSoFFiuIkQ&sig2=v78zesBSWLRIFLS4SzMBdQ&bvm=bv.132479545,d.d2s

https://www.google.fr/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=2&ved=0ahUKEwiz5Ymk1ozPAhWLfRoKHQuSC2UQqQIIHzAB&url=http%3A%2F%2Fwww.francetvinfo.fr%2Ffaits-divers%2Fterrorisme%2Fattaques-du-13-novembre-a-paris%2Fallemagne-arrestation-de-trois-syriens-en-lien-avec-les-attentats-de-paris_1823215.html&usg=AFQjCNGmn5wwzt1CZDWVNVpIDSoFFiuIkQ&sig2=v78zesBSWLRIFLS4SzMBdQ&bvm=bv.132479545,d.d2s
https://www.google.fr/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=3&ved=0ahUKEwiz5Ymk1ozPAhWLfRoKHQuSC2UQqQIIITAC&url=http%3A%2F%2Fwww.rfi.fr%2Feurope%2F20160913-allemagne-trois-syriens-groupe-ei-attentat-paris-arrestation&usg=AFQjCNHVJ37w_4QdrpaaPSOyvjgs7ZJYXw&sig2=1gQwjjwyZa6x8BOluQ0Mjw&bvm=bv.132479545,d.d2s

2016年9月13日火曜日

英の欧州離脱後 ポーランド人への人種差別的犯罪が増加 両国の警察が協力 

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎13/‎09/‎2016 09:34:20)ロンドン北部50キロの位置にあるニュータウンのハーロウ(Harlow)で先週も3人のポーランド人が襲撃されて負傷した。その内の一人が死亡している。警察は外国人嫌いからの犯行だろうと見ている。6月23日の国民投票で欧州離脱が決まった英国ではこの種の外国人を蔑視した人種差別的な怨念からの犯罪が増えていると警察では見ている。英国全体では、昨年に比べて人種的怨念からの犯罪は40%近く増加している。数日前にポーランドのワルシャワの政府代表が幾つかの問題解決の為にやってきて英外務大臣ボリス・ジョンソン氏と話しあった。沢山やることはあるが、先ず第一番に教育があり、ポーランドに関して余り認識が無いという事が上がった。第二点目は安全対策でポーランド警察を英国に派遣して英国警察と在英国ポーランド住民とのより緊密な関係を創ろうと提案されたことだと在英ポーランド大使は話した。
8月27日には40歳のポーランド人労働者が外国人嫌いの犯行から殺害されている。またこのハーロウ市では9月3日から4日にかけて2人の30代のポーランド人が5,6人のグループに頭部や鼻に危害を加えられている。

小乗に劣るチベット教のダライラマ 仏人信徒が好む大乗の竜樹を話す

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎13/‎09/‎2016 07:29:08)小乗よりも劣るチベット密教のダライラマが12日にフランスを訪問した。パリとストラスブルグで講演するという。パリのズニット総合ポリバラン体育館では週末に、南インドの仏教の大論師である竜樹菩薩について話すのだという。小乗にも劣るチベット密教を仏教だとして信じてるフランスの信者は、特に大乗の竜樹の理論を好んでいるというのだ。ダライラマの救済論は彼自身にしかなく、西欧の人々にはそれを話さない。ダライラマは彼の聴衆の心に合わせてしか話さないからだと、「(チベット)仏教の偽善」(Max Milo)という本の中で人類学者のマリオン・ダプサンスさんが批判していると「20minutes」は書いている。この批判はかなり正しく当たっている。

ダライラマが訪問 フランスのチベット教徒は印度の竜樹菩薩が好き

チベット仏教のダライラマが12日にフランスを訪問した。パリとストラスブルグで講演する模様だ。政治家との公式な折衝は今の所は無いと見られている。フランスと中国との経済関係に亀裂がでることはないとラジオでは報道されている。5年前にはフランスだけでなくドイツにも訪問してチベット教の伝道のコンフェランスを開いていた。ダライラマは前にブリュッセルかで、サルコジは大統領の時に会っていて、白い長い布をサルコジの頸に巻き付けたことがあった。このレーを与えるのが敬意の挨拶のようなのだが、蛇に巻かれたようだったのかサルコジには不思議な危険を嗅ぎ分ける能力があるようで、彼は急いでそれを頸から解き放っていたのが印象的であった。ところがこの大統領選挙を前にして、サルコジの対候補者であった社会党のセゴレーヌ・ロワイヤルさんもフランス南部の地方での寺院の建立式だったかにダライラマに会いに行っている。彼女はダライラマによって頸に巻かれたレースをいつまでもつけていた。2002年の仏大統領選挙では彼女はサルコジに負けている。ダライラマにフランスの政治を左右する力など無いのだが、誤った宗教が政治的指導者の頭に宿ると危険なのである。

バルツ仏首相が指摘 ブッシュとサルコジのテロ恐怖政治は誤り

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎13/‎09/‎2016 01:52:42)マニュエル・バルツ仏首相は、サルコジ前大統領は米国のブッシュ前大統領と同様に11.9以降のテロを利用した市民に恐怖を拡大し支配する政治というのは、認識を誤ったと厳しく批判した。「共和党」(LC)のサルコジこそが、2002年の仏大統領選挙の第一次投票と第二次決選投票との間でトールーズとモントーバンで急激に起きた連続殺人事件の「メラ事件」を、一匹オオカミとして恐怖を湧き立たせたのである。サルコジはフランスの警察官を16000人も減らし30万人もの公務員のポストを削減した。安全対策の予算も削っていたので、国の安全が弱化させられていたのであったと発言し、これこそが、テロの恐怖を市民の間に拡大させた真の張本人であると、サルコジを厳しく批判している。そして、憲法を変えようとした誤りを、11日朝にラジオ・ヨーロッパ1・仏経済紙のレゼコー・民法テレビiTéléの共催番組グラン・ランデブー« Grand Rendez-vous≫のインタビューで語った。
9月11日掲載の「日曜新聞」(JDD)で、サルコジがオランドの政治を批判して「国権の現実的脅威に対する適応」を訴えていたからだ。オランドはテロ対策を何もしなかったとの以前からの誤ったサルコジの見解にバルツが反論したものである。つまりこれは、フランス人の受ける恐怖を前に国権を曲げる方法のことで、イスラムのテロの前で憲法を改正しようとすることだ。サルコジが権力の座にあればテロは起こらなかったかのように信じ込ませようとしたのだとバルツは話している。
これは最近のイスラム女性の海水欲水着を禁止する新法律を制定しようとするサルコジらの動きとも関係していて、9月8日にオランド仏大統領は、イスラム教徒を取り締る法律は作るべきではないと、サルコジ等に言い聞かせていた。バルツはサルコジが非人間的提案でフランス人を分断していると弾劾している。
11.9のアルカイダのテロ襲撃では3000人近くが死亡したことで、ブッシュ元大統領は祖国愛的行為から米国を脅威させるテロリスト収容のグアンタナモ収容キャンプ(Guantanamo)を開設することをしたが、これは人権の基本的権利に抵触する違法なものとなっただけでなく、米国をテロリストの脅威とテロ行為から保護することにはならなかったとバルツ首相は指摘している。サルコジがフランスにグアンタナモ収容所のようなものを作る発言をしていることに厳しく釘を刺した。
バルツはサルコジがテロリズムを利用してフランス人に恐怖を持たさせて、そこから誤った恐ろしい政治を行おうとしていることを嫌悪している。特にサルコジが提案している「テロリスト特別法廷」の創設に、バルツはその提案の野蛮さとフランス人分断化の意図を批判している。


【参考記事】
http://information.tv5monde.com/en-continu/terrorisme-pour-valls-sarkozy-se-trompe-comme-bush-apres-le-11-septembre-127630
http://www.lejdd.fr/Politique/Pour-Valls-Sarkozy-s-est-trompe-en-2012-sur-la-menace-terroriste-808696
http://information.tv5monde.com/en-continu/terrorisme-pour-valls-sarkozy-se-trompe-comme-bush-apres-le-11-septembre-127630
http://www.francetvinfo.fr/monde/usa/video-etats-unis-en-garde-a-vue-un-homme-soupconne-de-meurtre-s-echappe-par-le-toit_1819193.html
http://www.huffingtonpost.fr/2016/09/11/valls-sarkozy-attentat-terrorisme-_n_11960906.html
http://www.europe1.fr/politique/manuel-valls-sarkozy-sest-trompe-en-2012-sur-la-menace-terroriste-2843497

2016年9月12日月曜日

オーストリア第三次大統領選挙を11月末に政府が議会に要請

9月12日にオーストリアのヴォルファング・ソボタク(Wolfgang Sobotka)内相は、大統領選挙の5月22日の第二次決選投票で選挙のやり方の違法が指摘されて、左派・緑の党エコロジストのアレクサンダー・ファン・デア・ベレン(Alexander Van der Bellen)氏が、極右派系の自由党(FPÖ)のノベール・フォフェー( Norbert Hofer)氏に僅差で勝利していたが、やり直し選挙が10月2日に延期されていた。今回は、市民が受け取った郵便物扱いの遠隔者用投票カードに技術的な異常があり苦情がでたとして、内相が12日に第三次投票を11月27日と12月4に行うことを政府が議会に要求すると発言した。オーストリア警察は既に9日から調査を開始し犯罪か事故なのかを調べている。オーストリアでは郵便物扱いの投票カードは一般化しているものだという。問題は、郵便物扱いの投票カードが封筒に入っているが、その糊が弱いのか一人でに開封されてしまうというものだ。

米の「9月11日」事件の陰謀説 フランスで世論調査

米国での2001年「9月11日」の事件から15年を経てフランスで行った調査によると、フランス人の66%が、米国でのこの襲撃事件では情報が隠されていていて、それと事件が関係していると見ている。フランス人の45%はこの襲撃の犯人は誰なのか本当には誰もしらないのだと考えているという。28%の人たちは米国政府が関りをもっていると見ている。25歳以下の75%が「9月11日」の襲撃事件での情報が隠されているとしているが、同様に考えている65歳以上の人では、55%になっているという。オデックサ世論調査会社が1009人のフランス人を対象にして2016年9月8日と9日に行った。

サルコジの遁走を避け 裁判が「共和党」(LC)のプリメール以前に

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎12 ‎septembre ‎2016 08:37:16)6日、仏最高裁判所はサルコジ前大統領とそのサルコジの弁護士チェリー・ヘルゾーグとの間で交わされた携帯電話での会話の全盗聴内容によって汚職と権力関与の罪で、サルコジに裁判所出廷への道を開くことになった。この使用された携帯電話はヘルゾーグ弁護士がニースでポール・ビスムス(Paul Bismuth)の偽名で買い求めサルコジに使用させていたもの。これによってサルコジ前大統領は2017年の仏大統領選挙のLC内代表者を決める11月27日の予選選挙候補者選考(プリメール)以前に裁判が行われる可能性が高くなってきた。パリ上訴院が5月7日にその警察の盗聴内容の正当性を認めているが、有効期限が3月22日までとなっていて、その前に最高裁判所はサルコジにこの件で判決を出さなければならない。仏大統領選挙は5月だ。したがってサルコジに残されているのは最高裁判所で裁かれることだけだ。このことでサルコジもその支持母体の「共和党」(LC)もフランスの大統領の歴史として大きな汚点が残る一大事件になることを恐れている。

キューバ革命の英雄カストロ オランド仏大統領とは会見、山口公明党代表とは会見拒否

昨年12月にはオランド仏大統領がキューバを訪れて、私邸に迎えられてこのキューバ革命の英雄カストロと歴史的会見が実現している。オランドは2006年以降は国の実権を握る実弟ラウル・カストロ議長とも会見し、大勢のハバナ市民に迎えられている。しかし山口那津男公明党代表が、安倍晋三首相の親書や池田大作創価学会名誉会長のメッセージを携えて9月6日(日本7日未明)に出かけて行ったが、カストロ兄弟に会ってもらえなかったばかりかハバナ市民の影も見ない。何故なのだろうか?日本の首相や日本の創価学会・公明党が信用されてないということなのか。ハバナのジェイム・オルテガ枢機卿は共産党政権の唯一の対抗勢力の核としてカトリックを指導して、米国との協調路線や囚人の解放に長年に渡りキューバ市民を支えて努力してきた人で、オランド仏大統領から仏勲章をうけている。その翌年の2016年9月のローマ法王フランソワ16世のキューバ訪問を導くことになった人でもある。どうも創価学会・公明党は宗教者だからといって嫌われただけではないようだ。

2016年9月11日日曜日

サルコジのビグマリオン事件 社長証言のテレビ放映に圧力

パリ検事は9月5日にニコラ・サルコジとビグマリオン(Bygmalion、Event&Cie)事件に関係した13人に裁判所出廷を命じた。その事件の重要人物の一人であるビグマリオン社のフランク・アタル( Franck Attal)社長に登場してもらって、フランス国営放送テレビA2の人気番組「特派員」(Envoyé Spécial)という番組でインタビュー記事を作った。そこでアタル社長はこの違法な選挙運動費用について疑問を持っていたとして、サルコジが関与していたことを証言しているのだ。サルコジにとって本当に都合の悪い証言なのである。A2の「特派員」番組の取材担当者エリーズ・ルーセ( Elise Lucet)さんはこのインタビュー記事を9月29日に放映する予定だった。しかし、サルコジからの圧力でルーセさんの上司のミッシェ・フィルド(Michel Field)氏はこのテレビ放映を延期していたと、7日にフランスの辛辣な政治家批判週刊誌カナール・アンシュネが暴露した。そのために、都合がわるくなり9月29日にテレビ放映することに8日に落ち着いたという。サルコジの意向では、このルポルタージュの放映は、2017年の仏大統領選挙のLC内代表者を決める予選選挙(プリメール)が11月末に終わってからにしようというものだったらしい。それ以前にテレビに流れると、サルコジがプリメールで通らなくなると危惧したためであろう。

2016年9月10日土曜日

イタリア震災の絵 チャルリー・ヘブド批判と返答

フランスの風刺週刊紙チャルリー・ヘブドは8月31日号で、300人程の犠牲者が出たイタリア地震の災害をテーマにして描かれた絵が、こんなのは民主主義でもなければ表現の自由でもなく犠牲者たちの尊厳を欠いた行き過ぎた風刺画のチャルリー・ヘブドを支持できなくなったとの怒りの声が上がっているという。イタリアのアンドレア・オルナンド法務大臣はこの絵は下品であると9日に断言した。上院議長のピエトロ・グラッソ氏もこれらの絵は全て吐き気を催すものだと酷評している。FRANCE24.comはこのイタリア震災の絵を取り上げて、 チャルリー・ヘブドの語っていることの重大性を説明している。

仏大統領選挙のプリメール候補が ジュッペ元首相に感謝

9日、現在で「共和党」(LC)のプリメール参加への支持数を取り付けた候補者は、最大人気のボルドー市長のアラン・ジュッペ仏元首相、サルコジ前大統領、フランソワ・フィヨン元首相、ブルノ・ル・メール元漁業大臣、モー市長で前国民運動連合(UMP))議長のジャン・フランソワ・コッペ、ジャン・フランソワ・ポワソン、ヘルベ・マリトン議員。それと、昨夜8日にやっと支持数を取り付けたのは、前「共和党」№2の重鎮で現パリ南郊外エッソンヌ県議員で、サルコジに失脚させられ二度とテレビにでられないようにしてやると脅かされたナタリー・コシウスコ・モリゼ(NKM)さんだが、ジュッペ氏や元高等教育相を担当しイルドフランスの議員で、日本語もしゃべるヴァレリー・ペックレッスさんなどの支援があってプリメールに出られることになったことをNKMは公式に8日に感謝している。「共和党」(LC)のプリメール出場には党員数2500人と国会議員20人を含む議員数250人以上を獲得しなければならない。

2016年9月9日金曜日

ゲイノ共和党議員 サルコジにプリメール外の大統領選挙へ逃げ道を開く

(パリ=飛田正夫 日本時間;23:33:55)サルコジ前大統領の講演原稿を書いていた元エリゼ大統領官邸特別書記官アンリ・ゲイノ氏はパリ西近郊のイヴリーンヌ県の「共和党」(LC)議員をしていて、2017年の仏大統領選挙のLC内代表者を決める予選選挙(プリメール)に6月以来立候補を宣言していた。ゲイノ議員は、プリメールに出るための規定の議員支持数を取り付けられなかった。締め切り前日の8日にはこれは「民主主義的詐欺なのだ」と怒っていて、LCの支持なしで仏大統領選挙に出ると宣言した。このLCのプリメールは11月20日と27日に予定されているもので、もしもこれでサルコジがボルドー市長のアラン・ジュッペ仏元首相に負ければ、サルコジはゲイノと同様に「共和党」(LC)の支持なしで、あるいはLCの支持を不当に得ながらマリーヌ・ペンの極右派系国民戦線(FN)に接近してそのFNの票をももぎ取りながらの大統領選挙を展開する可能性は非常に高くなっていると思える。ゲイノはサルコジの最後のピンチ策としてプリメール以外に仏大統領選挙への逃げ道の前例を作って置いたといえる。しかしこのゲイノの態度には、サルコジの腹心で元法相・内相・国防相も務めたミッシェル・アイオマリから、厳しい態度でプリメールの意味を見失う者として批判されている。

シャモニーのモンブラン山塊を展望するテレ・キャビンから33人が無事救助

(パリ=飛田正夫 日本時間;19:59:44)8日16時ごろ、シャモニーでモンブラン山塊を展望する5093メートルに渡るテレ・キャビンが技術的な故障の為に停止せざる得なくなり、3500メートル程の高所で110人が閉じ込められるという事件が起こった。暗くなる前に18時30分から4台のヘリコプターでの救助が開始され21時までなされ、77人が救助されている。残った33人の乗客が空中で夜を明かすことになったが、8日朝8時前に救助された。救助された乗客は、寒かったが食料も毛布もあって、山のガイドが元気づけてくれたと話している。イタリア側とフランス側との中間で夜を明かし、9日朝8時前に無事に通常の運行で救助された。技術的な故障が起こり修理ができなかった。

オランド仏大統領講演 サルコジの出馬を想定し 社会モデルを語る

(パリ=飛田正夫 日本時間;11:41:54)8日午後、フランソワ・オランド仏大統領は「テロリズムを前にした民主主義」という演題でパリ17区のワグラム会議場で1時間以上にわたる講演をした。この中で民主主義の自由という価値がフランスにはあってこれが文化と人間を破壊するテロリストが標的にする原因であると指摘した。テロリストはこのフランスの価値を分離する計画的なイデオロギーを持っていてこれが我々と逆だからであると話した。自由は普段は空気のように感じないものだが、空気が無くなると不自由を感じるようなものだとある哲学者を引用して話した。移民や難民が生まれた所に国籍権が発生するとする「出生地権」、「家族呼び寄せ権」を認め、「市民的人権」「米国のようなグアンタナモを作らない」、「宗教・表現の自由の保障」を国家がする。「恐怖に油を注いで挑発することは簡単なことだ」などと話し、どれもサルコジの主張と正反対のものとなっている。そこから明らかにオランド大統領は、2017年の仏大統領選挙への出馬の意思が伺える。

2016年9月8日木曜日

サルコジのメディア弾圧 仏テレビジョン前総局長が暴露 

モネの絵がある有名なマルモッタン美術館の館長であるフランス・テレビジョンの前総局長のパトリック・カロリス氏は、本「les Ailes intérieures」を9月5日に出版した。カロリス氏とパリジィエン紙と今日のフランス紙とのインタビューがあり、その中で、仏国営テレビ放送の総局長時代に当時の仏大統領ニコラ・サルコジから仏国営放送テレビA2のサルコジに都合の悪い批判的なジャーナリストを辞めさせるようにカロリス氏に圧力があったことを暴露した。カロリス氏によると、特に、「私たちは寝ない」という政治批判の深夜番組の司会者のローラン・ルキエル氏を辞めさせるように圧力があって、もし辞めさせなければ総局長を再任しないと脅迫され、実際このサルコジの圧力に従わなかったために役職を外された。レミー・ピュフラン氏がフランス・テレビジョン総局長にサルコジから任命されている。

独裁50年のボンゴ称賛のサルコジを 在仏ガボン人が抗議

ガボンのアリ・ボンゴは8月31日に大統領選挙の再選勝利を宣言したが、対抗候補者のジャン・ピング氏はこれは不正選挙だと訴えている。フランスのフランソワ・フィヨン元首相(共和党LC)は驚くべきことだが、この論争に国営ラジオ・フランス・アンフォで9月2日に意見を提出し、ボンゴはこの選挙に勝利していないと意見を述べた。ボルドー市長のアラン・ジュッペ仏元首相(UMP)も、この選挙に疑問を持ち欧州審議会に調査を要請した。2009年、アリ・ボンゴは父親のオマー・ボンゴが死亡し、その数週間後に行われた承認選挙で大統領に就任した。サルコジはそれを一早く承認している。ボンゴ一家の50年に渡る親子の独裁政治をサルコジが称賛していて、ボンゴにレジョンドオヌール勲章を贈っていたが、今回の事件では、「共和党」(LC)(前の国民運動連合UMP)党首のニコラ・サルコジは無言でいる。在フランスのガボン人たちが、このサルコジの態度を批判して先週からトロカデロ広場などで集会し抗議している。

2016年9月7日水曜日

パリのノートルダム寺院近くにガス爆弾テロ容疑の車が発見

パリのシテ島にあるノートルダム寺院近くに駐車された車から4日朝に、7本のプロパンガスの容器が積み置かれているのが発見されていたと、7日13時のテレビ(BFMTV)が報道した。車には座席に置かれた1本のプロパンガス容器は中味が空で、荷物収納コッフルに置かれた6本のプロパンガス容器にはガスが詰まっていた。しかし点火装置等は発見されなかった。車にはナンバー・プレートがついてなく、非常警報のデットレスが点滅していたという。車の持ち主は34歳の男性と24歳の女性で警察にはかって知られている夫婦であった。警察ではテロ容疑として24時間の拘置を適応して目下調べている。ノートルダム近くはパリの警視庁本部もあり、ムフタ―ル街の商店や観光客で賑わう界隈だ。

パリ市長 難民受け施設2カ所の開設場所を発表 

6日、アンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)パリ市長は5月に発表されていた難民受け入れ施設の開設は10月だとしパリ市北部のポート・ド・ラ・シャペルとパリ南近郊のイヴリー・シュール・セーヌに設置することを記者会見で話した。これまでの受け入れ施設と異なり生活が出来て町に近いという人間的な特徴がある。パリの私設には400人ほどが入居する予定で、精神的・医療的な介護と休養が5日から10日間、単身者男性を対象にサービスが始まる。資金はパリ市の拠出は総額の80%と650万ユーロ(約9億7500万円)と当初はなっていた。エマニュエル・コス住宅相によると、国は少なくとも1500万ユーロ(約22億5千万円)を出す予定だ。




北フランスのカレで 難民キャンプの最終的解体

4日にフランス北部のカレの町の難民キャンプは最終的に解体されることが決まったがその期日は不明になっていた。ところが、翌日に住民からの即刻の解体が商店主や住民の一部が中心になって実力行使のデモを行った。フランスの彼はアフリカ難民が英国に渡るチャンスを待つ所としてキャンプ生活者が集まり、その中には教会や学校の市民施設が市民運動家たちの援助で細々と展開されていた。フランス政府はこの地区が不衛生で水道やトイレ施設の整備が悪く、キャンプの半分を整地化し北側に集団簡易住居を作って移り住ませたり、他の難民受け入れ施設に移動させていた。そのような方策があって6千人いた難民が昨年秋ごろには3千人に減少したが、現在は一万人程に急増してしまっていた。これはカレ地区の難民をフランス政府が何らかの補償をして優遇するという情報が流れ、多くの難民が集まったと見られている。

伊=仏国境山越えで アフリカ難民が マフィア絡みが心配

アフリカの政情不安定な国からの難民が毎日60人から150人がイタリア国境で尋問されている。フランス側への山越えでロイヤ渓谷などから入って来るものを先導する渡し屋(パッスー)の増加を心配している。山越えの逮捕者が30%を数えていると、5日にニースの検事が記者会見で発表した。スーダンや東アフリカ、エリトリア、シリア、アフガニスタンなどの難民だという。2016年の新傾向はパッスーが南イタリア海岸からフランス国境を山越えして一度に数百人もの難民を直行させてくるのだという。1人当たり500ユーロ(約7万5千円)が支払われていて裏にマフィアが絡んでいるとも見られている。この9月にイタリアのトリノからフランス側へ抜ける国境の峠を山越えした。かなり険しい所で軍隊が特にフランス側の検問所の警備が厳しかった。私の質問に答えこの峠を越える難民がいるということであった。

2016年9月6日火曜日

エアバス契約60億ユーロ ベトナムにオランド仏大統領が訪問

6日、中国でのG20の後にオランド仏大統領はベトナムのハノイを訪問し40機のエアバスのコントラ60億ユーロ(約9000億円)をベトナムの民間のJetStar Pacific社やベトナム航空会社とオーストラリア Qantas社の下請けローコスト社などで、エアバス(A320)10機、各航空機会社と調印を交わしたと、発表した。ベトナム航空会社とはエアバス(A350)10機の契約が調印。これらの契約が実現すれば総合計額が58億ユーロ(約  万円)の契約となるとエアバス社のスポークスマンは言っている。調印にはエアバス社の社長ファブリス・ブレジィエー氏が署名し、ベトナムのチャン・ダイ・クアンとオランド仏大統領が立ち会った。

ロンドン郊外で ポーランド人が標的に 外国人嫌いグループの犯行

ロンドン北部に隣接するニュータウンのハーロウで3日から4日にかけて2人の30代のポーランド人が5,6人のグループに頭部や鼻に危害を加えられた。これを機に、その数時間後に青年グループに殺害されていた2人のアレックさんとジョズウィックさんを追悼する集会が開催された。英国では外国人嫌いの集会が欧州離脱を決めた国民投票以来急増していた。警察は怨念による犯罪だとみているが、アレックさんとジョズウィックさんの殺人事件とは直接の関係は無いとしている。3日、かってファシスト的極右派系ポピュリストと揶揄された英国外務大臣ボリス・ジョンソンはワルシャワを訪問しポーランドのヴィトルト・ヤン・ヴァシチコフスキ外務大臣と会談した。その折にヴァシチコフスキ外務大臣からのポーランド人への人種的な迫害を取り締まるように最近の敵意の増加を鑑みた要請があった。英国外務大臣はこれに対し、全く我々はポーランドに同意するとして、外国人嫌いのプラスは英国社会には無いと発言した。

ドイツ首相メルケルの難民ユマニテ政策が 選挙で保守に敗北

4日の行われた地方選挙で、ドイツ低地と呼ばれる極北部のメクレンブルク=フォアポンメルン州では、メルケル独首相のキリスト教民主・社会同盟(CDU)は19%で、この旧東ドイツの地方を支持母体とするドイツのための選択肢(AfD)21%の台頭の前に大敗した。連立内閣を構成する社会民主党(SPD)は30、5%であった。AfDは反欧州反ユーロを掲げ、競争の無い均質経済圏金融連帯を目指すユーロ改革ポピュリストの保守陣営で、メルケルが負けたのは昨年来の難民受け入れへの批判で、近く数カ月後に迫っている総選挙への警告だと受け止められている。ドイツ=オーストリア国境のハンガリー側でストップされている難民の人権的な状況は最悪で、今日、ドイツがユマニテ救済を先とて、これらの難民を政治的課題とし優先的にしていることに疑問が生まれ、欧州嫌いの反移民勢力が台頭してきている。

パリでアジア人への人種的差別犯罪に 中国人などが抗議デモ

4日、パリで中国人を中心にアジア系仏滞在者のフランスでの人種差別行為に反対する抗議デモがバスチーユ広場から共和国広場にかけてあり組織者側発表で5万人ほどが行進した。中国人やアジア系移民は暴力や恐喝にあっても言葉があまりうまくなく、また訴えることをしないと見られていて人種的に犯罪の対象とされがち、標的にされやすいことで抗議運動が起きた。アジア人旅行者のバスが襲われたりシャルルドゴール飛行場で盗難にあったりする事件が既におこっていた。これは犯罪の民族的・人種的差別として、今後は誰が被害者になるのだろうか?と看板をかかげて、デモでは訴えている。直接的には今回のデモはパリ近郊のオーベルヴィリエール(Aubervilliers)で先月に中国人のデザイナーが盗難の被害にあって殺害された事件に端を発する。

13の起訴を持つサルコジに パリ検事が裁判所出廷を要求

9月5日、30日の家宅捜査の後で、パリ検事はニコラ・サルコジを、2012年の仏大統領選挙不正資金隠蔽事件(ビグマリオン事件)での公共資金横領罪などで、裁判所への出頭を要求する宣言をした。家宅捜査資料からサルコジのビグマリオン事件での運動費用超過と帳簿上での隠蔽が指示されて、この事件への完全なる関与があったとルモンド紙などは見ている。サルコジは既にこの事件の以外にも権力関与や汚職、盗聴、職業的機密侵害、最高裁判所からの情報提供と引き換えにモナコ高官のポスト交換を裁判官と取引する事など13の別件で起訴されている。しかし今や政敵となったフランソワ・フィヨン(元首相)などは、誰が一体ドゴール将軍の起訴を一瞬でも想像できた人がいるというのだろうか?フィヨンは疑わしきは罰せずではあるがとしながらも、サルコジを批判している。リベラション紙は英国の裁判の世界では考えられないことだとサルコジ批判し、悪いのはフィヨンでなくサルコジのばかさ加減が問題なのだとしている。

2016年9月3日土曜日

COP21に中国と米国が批准、日本も今年中に世界温暖化制限へ

9月3日、中国は昨年12月12日にパリで決まった歴史的な世界温暖化制限合意(COP21)を批准した。オバマ大統領は杭州で開催中のG20会議の折に会見し、米国も中国に合流しCOP21批准を受け入れた。中国と米国の今回の決定で、COP21にまだ批准してないブラジル、カナダ、インドネシア、日本なども今年中には批准へ足並みをそろえると見られる。中国と米国の両国で世界の40パーセントの地球温暖化ガスの排出を規制できる。中国は現在70パーセントを石炭などの化石燃料に依存している。中国は世界のCO2の排出量の24から29パーセントを出していると言われている。
昨年のパリではこの世界温暖化制限合意(COP21)が施行されるには55カ国以上の批准国が必要で、かつそれらの国のCO2総量が世界の55パーセントを超えていることが必要とされていた。米国のCO2量は世界第2位で15パーセント、同様に欧州は10,6パーセント、インドが5,9パーセントとなっている。

2016年8月27日土曜日

イスラム女性の水着で仏憲法審議会決定 元首相がサルコジは非人間的

夏の暑い時にイスラム教徒の女性が海水浴をするのに体を隠した水着を着用していることを咎め、これを着た海水浴場への入場を禁止したフランスの右派市長がいて、すでに7月末から一ヶ月以上に渡って大きな論議になっていたが、サルコジ前大統領はこのイスラム教徒にたいし、家族呼び寄せを禁止すべきだと宣言していた。8月26日アラン・ジュッペ元仏首相・現ボルドー市長が、このサルコジの人種差別的イスラム嫌いの主張に対し、イスラム人はフランス人を構成するものであって、サルコジの発言は「人間性の無い」もので、「火に油を注ぐ」ものだ。もっと「冷静になるべきだ」と厳しくサルコジを批判した。ジュッペはこれまで寡黙であたが、ようやくサルコジに反旗を翻して、仏大統領選挙への論戦が開始された。

11月に予定された仏大統領選挙の党指名代表を決めるプリメールにはジュッペはすでに出馬表明をしている。サルコジは様子を伺っていてまだしていない。

ジュッペは共和党内でも、フランス国民次元でもサルコジよりも格段の人気があって有力候補だとされている。しかし、フランスの特に国営メディアはサルコジ贔屓で、なにかといういとサルコジとニコラの名前を朝・昼・晩と必要以上に流して共和党代表はサルコジであるかのような印象操作をしているように見える。

26日、仏憲法審議会は、サルコジ友の会会長のいるニース裁判所が海水浴でのイスラム女性のつける水着の使用禁止を承認していたが、この条令を停止させた。ニースやフレジュス、ヴィルヌーブ・ルーベ市などの市条令は市民の権利を侵害するものであって、イスラム女性の水着が海水浴場での公衆の秩序を乱す危険はなく、イスラム女性の水着着用は自由であるとする決定を発表した。サルコジ等の主張が退けられている。

フランス人の海水浴の歴史はそんなに古くはなく、19世紀、印象派の時代の水浴着は縞模様の囚人服を想像させる袖長のものであったようだ。



イスラム女性がビキニ姿でなければならないとするサルコジ等の考えは、モードや流行を人権よりも先に考えた時代錯誤だといえそうだが、それもりもイスラムに対する怨念や人種的偏見が彼らの批判の元にあるのだろう。人間がどんな服を着ようが基本的には自由なのである。右派の議員たちは、海水浴場で全ての女性に同じ制服を着せれば安心するのだろうか。

2016年8月15日月曜日

スイス人男性が電車内で乗客6人に引火液体を被せ点火

13日、スイスで現地時間 1420(GMT1220)頃に、スイス東部のリヒテェンシュタイン国境近くのサレ(Salez)駅近くで、スイス人男性27歳が電車の中で引火液体を乗客にかけ火を付けて刃物で刺す事件が起きた。6人が焼けどや傷で病院に運ばれた。フランスの「20minutes」などが報道した。犠牲者は子供1人の他に女性が2人と男性が3人であった。列車には数十人が乗り合わせていた。現在のところはテロリストの反抗かどうかわかってないと現地警察では言っているが、この反抗はすでにテロ行為だとみるべきだ。犯人は外国人ではなくスイスの国家主義ナショナリストであるといっている。スイスもフランスと同じく観光国であるために、事件の真相を早急に追究して安心して外国人が訪問できるように対策を万全にするべきである。

2016年8月12日金曜日

慈愛の一分を持つ貧女 産後間もない一子と共に大河を渡る話し

愛と慈悲のついて触れたのですが、つまり教えに随他意があり随自意があるわけです。前者は母の愛ですが、後者は父親の慈です。この両方が必要だということなのですが、厳父の慈悲を欠いた盲目の悲愛というのは非常に多いわけです。これを悲母の愛ともいうわけで、仏教では慈と分けているのです。悲しんでいる人に同苦はするのですが、悲愛ではその人を救う事は出来ないのです。そうすると女性の愛は悲母の愛でしかないということなのですが、仏典では一子を抱いて黄河を渡る貧女の話しがあるのです。そこでこの貧女は生まれたばかりの幼児を抱いて、国を追われて捨てて国境の大河を渡る決意をするのです。丁度昨年来の話ですが、地中海を渡る難民のようなのです。貧女はこの子を話さずに河の流れの早い中ほどで力尽きて二人とも溺れてしまうのです。

タイで1人死亡 外国人7人負傷 南部の海水浴場で連続爆弾テロ

(パリ=飛田正夫)(投稿日本時間 ;8月12日14時41分)タイのバンコック南部200キロにある旅行客も多い海水浴場フア・ヒン(Hua Hin)地区で11日夜から12日朝にかけて爆弾が2発爆発し、タイランドの行商人1人が死亡し、21人が負傷した。重傷者は、ベルギー人2人、ドイツ人2人、イタリア人1人が手術。2人のドイツ人は足を負傷。イタリア人は背中を負傷。1番目の爆発に続き30分後に2番目の爆弾が50メートルほど離れた所で爆発した。全体で19人が負傷しその中の7人が外国人だった。犯行声明は今のところでていないが、全ての可能性を捜査中だ。(文字数 ;227)

【参考記事】
http://www.lexpress.fr/actualites/1/actualite/attentats-en-thailande-un-mort-19-blesses-dont-des-etrangers_1820698.html
http://www.20minutes.fr/monde/1907787-20160811-double-attentat-thailande-moins-mort-19-blesses-dont-touristes-etrangers
http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2016/08/11/thailande-un-double-attentat-dans-une-station-balneaire-fait-au-moins-un-mort-et-19-blesses_4981592_3216.html


「繋げる」とか「繋がる」が問題になるのは、分離した状況を前提にするから

「繋げる」とか「繋がる」ということが問題になるのは、分離した状況を前提にするからです。宗教なりの教えが高くなってゆくと、この差別が無くなって平等になっていくのです。様々な教えの違いには、女性は救えるのか悪人だけを救うのか、二乗は嫌われる教えなのかといった、宗教や教えによった救済力の違いがあり、その原因は法門や教えの内容によるわけです。

ですから教えが低いと差別が説かれているために、「繋げる」とか「繋がる」ということが問題になるのです。教えが高い経典を所持していれば、差別が無く平等大慧なので分断がないために、新たに何かに「繋がったり」、何かを「繋げる」必要がないのです。

創価学会の場合でいれば、彼等の教義が日蓮大聖人の三大秘法の仏法を保つ日蓮正宗を離れた為に、それに代わる、「宇宙根源の法」の邪説を持ち出す必要があったとも言えるのです。それにしがみついて、そこに「繋がろう」とする教えになるわけです。何かが不足し何かが欠けている場合には、こういう「繋がり」の法門を造作するのです。

法華経文底の仏法は キリスト教や創価学会の「未顕真実」の教えに同じ繋げられない

 本地垂迹論というのは大きな体系に小さな体系を収納するパラダイムによる包括システムのようなものですが、これも本当には繋がらなかったので失敗したのだと私は見ているのです。その他にも失敗したのでは随方毘尼論や、和光同塵論、そして四悉檀があります。こういうのを持ち出すことが仏教を理解していなかったということなのですが、日本の創価学会や池田大作などに魂を抜かれた僧侶が、これを持ち出してきてフランスでもやっていたのです。

随方毘尼論、和光同塵論、四悉檀など、いずれも仏教の真髄である「法華経」との愛称が悪いのです。それはどうしてかというと、釈迦一代の全ての教えで、最終的に二つに分けると、一応は「四十余年未顕真実」の経経と「法華経」ということになるのです。しかし「四十余年未顕真実」の経経というのは、これはキリスト教思想などとの親和性が非常に強くて教えも相似していて、「繋がり」やすいのです。そのために、今は欧米のキリスト教の宗教家や宗教学者が興味を示してきているのです。欧米の仏教趣味の多くは之なのです。

しかし、「法華経」というのは当然のこと髄他意の法である「四十余年未顕真実」の経経とは合い性が悪いのです。それは教えに天地の相違があるからなのです。ですからキリスト教とももちろんいろいろな意味において、「繋がらない」のです。私が「繋がる」、「繋がらない」という場合の用法は、両者を並べて「同じる」とか「擦り合わせ」をするとかいう次元での意味でです。

しかし、これらの教えは共に、釈尊一人の法門でもあるのです。一人の言葉にその前後で相違があるのは可笑しいということになるのです。それで仏教というのが良くわからなくなっていることもあるのですが、釈尊は何故そのような前後で異なる様々な矛盾するような教えを説いたのかと言うと、それは各地の各階層や個人的な特殊性を鑑みて、其のつど其のつど、其の人々の理解の状況に合わせて仏教というものを説いたからなのです。

これを髄他意の法というのです。ですからこの髄他意の法というのは、誰でもわかり、理解が早いわけです。が、何か新しい悟りがあるわけではないのです。なぜならば、所詮は髄他意の法はその人の境遇を説いたもので、そこを出るものではないからなのです。それは、問いすなわち答えと言うことにもなるのだと思います。

そこで、法華経を説く以前までは釈尊の教えというのはすべては髄他意の法ですから、当然のこと質問者の納得し満足する答えを準備するわけです。之は大変なことなのです。まず質問者が何を望んでいるのかを射抜けないと良い回答ができないのです。そのために知見のある菩薩の眼識が要求されたのです。とてもではないが凡人の私などのできることではなかったのです。ある意味では、昔しの偉い聖人・菩薩ならばできる話しなのです。ところが、今は末法でもあり、そんな人間の機情を見極める聖人君子のような人はそう簡単には見つからないのです。ですから良い回答ができないということもあるでしょう。しかし問題は別のところにもっと重大なものがあるのです。

それは、「四十余年未顕真実」の経経には、本当の問題解決の回答がないということなのです。そこには本当の意味での解決がないのです。

それは一つには真実の経をすぐに出すと、人々がそれを嫌って仏教の教えを捨ててしまい。かえって苦しむことになるという仏側からのある意味の慈愛によるところもあるのです。しかし一時的な仮の救済では衆生の本当の悩みや苦しみは救ったことにならないのです。釈尊が法華経を説いたのはそういう衆生の心を説いたのではなくて、仏の心を説いたのですから。

ですから貧(むさぼり)、瞋(いかり)、癡(おろか)という、貧(どん)、瞋(じん)、癡(ち)の三毒の煩悩に侵されている衆生に対し、この仏の髄自意である法華経を聞くと、そんなものは自分はかって聞いたことが無いと我見して言うのです。耳目を閉じるだけでなく、信じられないと批判してくるわけです。

しかも法華経も三種の法華経があるのです。これもどうしてなのかを考えますと、やはり衆生の側の迷いと疑いが非常に深いのであって、つまり貧、瞋、癡の三毒に染まっているということなのでしょう。
この貧、瞋、癡の三毒の無明の闇を払うのが、三種の法華経の第三番目の日蓮大聖人の文底法華経の題目ということになるのです。これを第三法門ともいうのですが、要するに仏観の違いがこの釈尊の法華経、天台の一念三千の法華経、そして第三法門の日蓮大聖人の法華経文底という読みの違いになっているのだと思います。

仏の命というのが、経典の教えが深ければ深いほど、仏の命の長さは長遠になっていき、概念も拡大していくのです。小乗と大乗の違いはそういうところににもあるようです。

釈尊がこの世で生まれて、この世で修行してこの世で悟りを開きこの世で涅槃を現じたという始成正覚の釈尊観が、天台で大きく変わるのです。しかしながら日蓮大聖人の顕わされた仏観は、法華経の文底ですがこれは法華経の迹門と本門とで其の間に既に天地の差があるのですが、日蓮大聖人では時間論の相対性と絶対性が因果論の上に展開されてくるので、勿論のこと人間生命の「因果異時」ではなく「因果倶時」論が展開され無始無終という法華経の迹門と本門に対しても竹膜を隔つという釈迦の法華経とは別な思想が出てくるのだと見ています。そういう思想からの釈尊観の継承と乗り越えがなされているのだと拝しているのです。

そういうところに仏や人間や動物界、植物界、非情界を分断する世界観ではない、十界離断ではない十界倶具の生命観が初めて実現してくることになるわけです。この竜女の回転の成仏が説かれることで、男女の平等が始めて仏教でもって確立した。この法華経の迹門の成仏観でさえ女性は変女男子であったのです。つまり、一度男性に生まれ変わってからしか成仏はできなかったので、即身成仏ではなかったのです。

ともあれ、女性の成仏が釈尊の経典にあるわけです。しかしこの髄自意の法華経が説かれることによって、初めて女性の成仏が許される。それ以前は、ほとんど女性は嫌われていたわけで、キリスト教などでは女性は男の肩骨から作られた従属物のような感じがします。イスラム教は女性を男性と平等に今も扱っていないので信仰上の教えがあるのでしょう。

ですから、キリスト教の教えやイスラム教や禅宗や天台宗などの教えを、仏教の最高峰の教えと「繋ぐ」ことはできないということなのです。そうするのではなくて、それらの誤った小法を捨てて、最高峰の日蓮大聖人の顕わされた法華経を信仰することが、本当の意味でのよりよき状態にすることができるのだと思います。ここを理解されれば、、日蓮正宗というのは日蓮大聖人の文底法華経を信仰しているのであって、日蓮宗が釈尊を仏としているのとは全然別なものだということです。

創価学会の場合にもその布教の仕方や本尊観に釈迦仏法に落ちたところがあり、何よりも池田大作の「宇宙根源の大法」に「繋がる」「小我」という考えは日蓮大聖人の大御本尊の背後に「宇宙根源の大法」があって、これを視覚化し具象化したのが板御本尊だという誤った考えがあり、これならば別の具象化も可能になるわけで、じさい創価学会が偽本尊を作くれたのは、このような「宇宙根源の大法」に「繋がる」という池田の考えが下敷きになっていたからだと考えられるのだ。

日蓮正宗の大御本尊を拝まなくても、この「宇宙根源の大法」に「繋がる」ことで、独自に本尊を作れるのだと我見した。この事は、創価学会の本尊が、「宇宙根源の大法」になってしまったことを示している。これは釈迦や日蓮大聖人の仏法を尊厳しているのではなくて、否定し排除しているということなのである。

「繋げる」とか「繋がる」ということが問題になるのは、分離した状況を前提にするからです。宗教なりの教えが高くなってゆくと、この差別が無くなって平等になっていくのです。様々な教えの違いには、女性は救えるのか悪人だけを救うのか、二乗は嫌われる教えなのかといった、宗教や教えによった救済力の違いがあり、その原因は法門や教えの内容によるわけです。

ですから教えが低いと差別が説かれているために、「繋げる」とか「繋がる」ということが問題になるのです。教えが高い経典を所持していれば、差別が無く平等大慧なので分断がないために、新たに何かに「繋がったり」、何かを「繋げる」必要がないのです。

創価学会の場合でいれば、彼等の教義が日蓮大聖人の三大秘法の仏法を保つ日蓮正宗を離れた為に、それに代わる、「宇宙根源の法」の邪説を持ち出す必要があったとも言えるのです。それにしがみついて、そこに「繋がろう」とする教えになるわけです。何かが不足し何かが欠けている場合には、こういう「繋がり」の法門を造作するのです。

2016年8月11日木曜日

釈尊の成仏と、念仏・法然の極楽往生、キリスト教の神の国とは、「同じ」でなく「繋がって」はいない

修行と成仏が問題なのでしょう。この修行に様々なものがあり、即身成仏もあり、また「歴劫修行」・「次第梯橙」という成仏観もある。しかしながら、成仏の種因を明かさないで、修行そのものを目的に転位させた禅みたいのもあるのです。ですから、これは釈尊の仏教とは修行の意味や目的が変わっているということなのです。成仏観や往生観もしたがって変わるのです。ですから、繋がるというのは幻想であり真実の眼を塞ぎ隠して言っているに過ぎないのです。入り口を誤ったために、それに気づきながらも、そのまま何時かは何処かで繋がるだろうと思って、あるいは思わされて修行を続けても、繋がらないどころか全然別な所に連れていかれてしまうということでしょう。釈尊のいう成仏と、念仏・法然のいう極楽往生、キリスト教でいう神の国というのは「同じ」で「繋がって」 はないのです。


これ等を平等に並べ同じる見方、今は別々だがいつかはこれらは、一つに繋がるのだとして考えることが誤まりのはじまりなのです。

2016年8月10日水曜日

パリのチャルリー・ヘブド殺害テロ支援で 犯人の義弟がブルガリアから仏に送検

(パリ=飛田正夫)(投稿日本時間 ;8101521分)2015年のパリのチャルリー・ヘブド週刊誌を襲ったテロ犯の一人であるシェリフ・クアッシイの義弟モラー・ハミッド氏(20歳)は、フランスへの送検を受け入れた、モラー・ハミッド氏の弁護士アレクサンドロブ・ドラゴミール氏はフランスへの送検にはどんな障害もないとフランス通信(AFP)に9日に宣言している。モラー・ハミッドはヘブド事件当時はフランス国籍をもつ高校生であった。ヨーロッパの国際捜査の手続きでは、モラー・ハミッドがチャルリー・ヘブド週刊誌を襲ったテロリストとの協力関係が疑われ、パリの大審院裁判所で審査されることになる。協力者は10年間の禁固刑がフランスでは決められている。

2016年8月9日火曜日

禅の修行者に 中風の覚者など居るのが可笑しいと言うこと

仏法は、悟るといってもその悟りの内容に違いがあるわけで、また悟達というのと開悟というのとに方向性の違いがある。これは、道元などでは自分で悟ったわけでもなく、何を誰から習って、誰に伝えたのかという「法水写瓶」の中身が問題になってくるわけです。釈迦の迦葉への付属というのは小乗の座での教えで、これを禅宗の祖師、インドの達磨大師が受け取った。簡単に、この教えは大乗の教えではないということを抑えておきます。

ですから小乗での戒律が修行の中心になり、座禅が無いと悟りが無いわけで、そこに独自の修行法を立てるわけですが、これはよく見ると小乗戒なのです。小乗戒というのは「即」の義はないのです。ですから「即」をもちだすのは大乗の教えをこれに混ぜ込んでいる、悪く言えば盗んで我が法門に是れありと言っているようなものでもあります。それは人の眼を正しいと言って実は欺く、「手品師」や「魔術師」のようなものだということです。  

道元は天台教学を学んだことがありますが、その身に染み込んだ小乗仏教が抜け切らず、達磨には無い天台の即の法門を見て眼を回転させて驚き是を密かに借用し、天台の「即身成仏」観から禅の「即心是仏」を提出してみせたのだと見ます。それが有名無実のために、小乗の悟りにしかならず、苦多くして実がないのです。それで、前に書きましたように、中風の覚者など居るのが可笑しいのです。中風というのはこの身と心の病なのです。これが仏法を誤る因果の厳しさなのだと思います。

フランスのテレビ報道を見て、天皇も人間になりたい

フランスは、8日の夜のニュースで「天皇の生前退位」が報道されていました。これを聞いていて人間的でいいと思ったのです。ついでに、「天皇敗位」を宣言されたら素晴らしいと思えたのですが、実はこの天皇自らが「天皇の生前退位」を話すこと自体が、「天皇敗位」の意味に繋がっているようなところがあるわけです。英国のエリザベスも、女王なんかになりたかったわけではなく、叔父が自由な結婚を望み王位を捨てたので、しょうがなくなったのでしょう。フランスの男性直系のサリカ法は王様にみんななりたい時代の法律であった。フランスは、革命で王位は廃止されている。現代の民主主義の社会に「王」とか「天皇」という存在は、それは独裁者や神人を認めるようなものだろうと写って、フランスでは嫌われているのだと思います。民主主義の正常なところから考えてあげられれば、また、古い時代の法律や習慣で縛るのではなければ、「天皇敗位」も許してあげられると思うのです。ですから、「天皇の生前退位」宣言というのは、「天皇敗位」の意味に繋がっているという事が大事なのだと思うのです。当然、様々な巻き返し勢力の動きがあるでしょう。そこを見たいと思います。

2016年8月8日月曜日

広島に原爆投下の責任は 落とした本人

この問題は責任者は誰なのか?とやると駄目なのです。落とした人が悪いのです。たとえそれが将校であろうと一兵士であろうとです。そのうえで米国なり大統領なり軍が裁かれればよいのです。これを逆さまにやると、民主主義は成り立たないのです。戦争になれば民主主義はないのだというのが可笑しいのだと思います。人権を尊厳するために暴力と闘う戦争なので、暴力と虐殺が目的の戦争だと勘違いしている人は、政府や大統領や責任命令系統がどうのこうのいうのです。それは逆さまのなのです。一人の人間に総てが責任があるから民主主義は重いのです。ロボットの様な人間だと考えているから民主主義が破壊されているわけです。ですから人間は産業化した戦争の中では単なるピエスの一部品に過ぎないのであって、ナチスにしても、アイヒマンも単なる組織の命令に従った哀れな犠牲者なのであると見てしまうと、これではハナ・アレントのようになってしまう。「凡庸なる悪」を認めてしまうのです。つまり大殺戮を認めることになるのです。

2016年8月7日日曜日

ベルギーで警察に斧でテロ 犯人はアラーの神を叫ぶ

(パリ=飛田正夫) 86日現地時間16(日本時間23)頃に、ベルギーのシャルルロワで二人の警察が警察署前で、「アラーの神は偉大だ」と叫ぶ斧を持つ男に襲われて、女性警官は顔に斧の一撃を受け重症。近くにいた警察がテロリストを射殺した。犯人の身元はまだわかってない。もう一人の警察は軽症であった。二人は命には及ぶ怪我ではないとフランスのメディアでは報道している。シャルルロワはベルギーの首都ブリュックセルからは60キロ南にあり、フランス国境へは20キロほどの位置にある。322日には、ブリュックセル南部のマルベックのメトロの駅で32人が殺害されている。(文字数⇨286)(最終変更時間=日本時間⇨0708201604 : 33

2016年8月6日土曜日

テロを恐れ 仏の各種文化行事や施設が軒並み自主規制

520時からはパリのエッフェル塔がテロの危険で急遽封鎖され登っていた観光客は避難した。すぐに偽爆弾の放置とわかり入場が再開されたが、安全のためにやむ終えない処置であった。元労働相でリール市長のマルチーヌ・オーブリさんは5日朝に記者会見し、リール市が毎年開催している世界最大のブラドリー(掘り出し物市)は、今年は9月始めに予定されていたが開催しないことにしたと宣言している。市は200万人を集めるこのブラドリーでの安全性は保障できないとして、この決定は非常に残念なことだとして身を切る思いだと話した。また海水浴シーズンでフランス人は山よりも海にヴァカンスには多く出かけるがブルターニュの有名海水浴場ブールの815日の花火大会が中止されている。

2016年8月4日木曜日

中国が不満 北朝鮮の中距離弾道弾ミサイル制裁は 国連で決まらず

(パリ=飛田正夫)北朝鮮が3日に撃った中距離弾道弾ミサイル(ノドン)が初めて日本海に落ちて大きな非難が日本側からおこっていて米国と韓国との緊張が更に高まっていて、米とその連合国は国連の懲罰委員会が正式に北朝鮮を罰するように国連安全審議会に訴えていた。米国と日本の要求で、3日夕刻から臨時開催された国連安全会議では2時間の秘密会議では中国が腹を立てていて何も具体的なものは決まらなかった。同会議の後に、米国外務大臣サマンタ・ポワー氏はこの発射は国際社会の安全を脅かすものだと発表した。別所告郎国連大使は国連安全審議会の殆どが厳しく北朝鮮を非難しているとして、審議会の早急の合意を希望している。在日の中国大使は記者会見で、我々は責任をもって朝鮮半島の緊張が低まることを保障するために努力するべきだと話し、その中には米国の韓国で展開されるミサイル防衛包囲網があり、中国はこれによって北朝鮮の安全が脅かされるのだと、不満をもらした。

同じ質問に答えた米外務大臣は、韓国との共同計画でそれは純粋に防衛のためでしかないとして、北朝鮮のミサイルを重ねて批判した。7月の次元で米国・日本・オーストラリアを含む国連の安全審議会メンバー10ヶ国は、国連の懲罰委員会に対し、北朝鮮の軍事計画と関係するものなのか正確な調査を求めるとともに、制裁を要求していた。

米国は、日本海沿岸250キロ沖に落ちたミサイル発射では、同時に他にも2発が打たれたが発射時に爆発したと思われるといっている。

 (文字数 ;627)(投稿日本時間 ;2016/08/04午後1時6分)
【参考記事】
http://www.romandie.com/news/Washington-et-Tokyo-poussent-lONU-a-condamner-les-tirs-nordcoreens-mais-Pekin-/726128.rom
http://www.franceguyane.fr/actualite/international/pyongyang-tire-pour-la-premiere-fois-un-missile-dans-les-eaux-japonaises-306489.php





2016年8月3日水曜日

日本神道と創価学会をバックにもつ 仏法違背の悪鬼信仰の誤り

日本とヨーロッパの違いは、日本は仏教のしかも大乗が広まったことのある国であるということです。どういうことかと言えば、それは因果を知った国であるということです。ですからテロリストや自然災害や人災の福島原発事故でも、カタストローフの原因にして、それは神の意思だとか、或いは自然に起こったことなのだ等とは、日本人は言わないということです。そういう人間が責任を引き受ける思想が日本には仏教によって培われていたのですが、この神道というのはその人間による因果性を否定する思想があるようで、心配しているのです。国家信仰のナショナリズムというのはこの人間の因果性を超越したところにたてる思想に思えます。八幡大菩薩や天照大神を仏教のパラダイムに位置付けて、仏教の機能神としての役割をもたせた「本地垂迹説」は非常に素晴らしいと思います。それにより因果に暗い日本伝来の神々も仏教の因果論の中で再生できたからです。キリスト教のように、それ前のアミニズムにしろドルイド教にせよ迫害し抹殺しないのです。尊厳し生かしていくわけです。

独ナチス・ヒムラーの日記1000頁が発見 ビルド紙が連載

(パリ=飛田正夫) 人権侵害計画の首謀者で怪物であったナチス・ドイツのSS隊長ハインリッヒ・ヒムラーの日記が発見されて、独のビルド(Bild)紙に掲載が8月2日から始まったと報道されている。日記はロシアのモスクワから南部へ40キロほどに位置するポドリスク( Podolsk)の資料の中から発見されたもの。ビルド紙は写真の多い大衆紙でこの中ほどのページを使ってヒムラーの日記は紹介されている。ヒムラーはナチス警察親衛隊SSを指揮し強制収容所での大量殺害を実現するショウワ(Shoah)の責任者であった。ヒムラーは歯の中に隠していた青酸カリで、裁判で裁かれずに、1945年の逮捕直後に服毒自殺をはかって死亡した。資料は一種の日記の体裁をとっていて、日付や会議や軍事的な決定内容や、ナチの死のキャンプでの恐ろしい状況などが記載されているという。ビルド紙は1000頁ほどある資料の要約を掲載しながら、ナチ体制によってもたらされた殺人産業化に光を照らすとしている。仏メディアも報道している。

日本は、悪魔の念仏・法然先生に丸め込まれ騙されて、「戦争反対」・「世界平和論」の莠言(ゆうげん)に熔かされてきた

http://www.ecoles.cfwb.be/argattide...

セクトというのは、山を登るのに頂上を目指しての争いはしないのです。入角(いりかど)の争いなのです。だから、本当に全員が登攀できるにはどうすればよいのかを話さないし、実は、本当はどうすればそれが可能なのかを知らないのです。頂上に見えるだろう「反戦・反核・世界平和」を叫んでいればみんな黙ってついてくるだろうと考えるわけです。しかし山は険しくて、総ての道はローマに続いてはいないのです。入角の違いでしかないことをあれこれ騒ぎ論議していると戦争が起こって家も国も亡くなってしまう。あれこれ論議しているよりは、大先生の示す、「反戦・反核の世界平和」運動に挺身していくべきだ。平和になって戦争がなくなってから、論議はすればよいではないかと、悪魔の念仏・法然先生の思想に丸め込まれ騙されて、この「戦争反対」・「世界平和論」の莠言(ゆうげん)に熔かされてきたのです。この迷わせ札に、老いも若きも酔いしれてこれを口にすれば世界平和が実現すると信じて踊り、また口に唱えたのです。

ですから入角(いりかど)の諍いが悪いのではなくて、それが悪いのは、山の頂上を目指しての論議を避け排除させる空念仏の呪縛の言葉(例えば、世界平和を叫ぶこと)であったのです。大事な論議を回避して、入角で門の構えやら、大小の目眩らませ旗を見て、看板に迷って目を廻し、中味のない「反戦・反核・世界平和」の空念仏に落ちてしまっているのです。

赤・青・黄いろの大旗・小旗の目騙し旗を頼りに集まる人々のことをセクトというのです。これは右派へと簡単に変貌してみせた創価学会・公明党の会員だけのことではなくて、市民運動家と言われる左派系の知識人や有識者もこの手の大旗や小旗になった人が多かった。その網に引っ掛かって騙された人々も実に多かったということです。

その網に掛かるということは、迷わせ旗にうたわれた殺し文句に引っ掛かったということです。今の日本に必要なのは、目潰しにされている創価学会の人々を救うためにも、また他の日本国民にあっても、一人一人が自分の考えを持つことだと思います。

大先生の教えや指導だからといって鵜呑みにせずに、真実を求めていく勇気が望まれます。青年たちも迷わせ旗・念仏旗の、「反戦・反核・世界平和」を降るのではなくて、むしろ、この運動の創始者である池田大作先生の世界平和論を批判していくことが大切になってきているわけです。個人の思考を塞ぎ閉ざし、目隠しする念仏踊りを世界中に広げてはならないと考えるからです。ブリューゲルの絵ですが、これは本当は引率している人の思想が狂っているので気をつけよ、という意味で見ることが大事だと思います。私の見た記憶では、盲人を率いる引率者もまた盲人として描かれている絵であったはずです。

2016年8月2日火曜日

小池百合子氏の東京都知事当選がルモンド紙に掲載

小池百合子氏の東京都知事当選がルモンド紙に掲載、初の女性都知事で極右主義者組織の日本会議と深いつながりを持っている。日本の戦争犯罪者を奉る靖国神社参拝論議では参拝支持者であって、第二次世界大戦中の日本の責任を否定する教科書の修正を支持している極右者。彼女の立場は、国際的な行動で複雑化するするだろうと報道された。2020年のオリンピックを想定してのことだろうか。

【参考記事】
http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2016/08/01/la-conservatrice-yuriko-koike-premiere-femme-a-diriger-tokyo_4976840_3216.html
http://www.lepoint.fr/automobile/actualites/yuriko-koike-elue-gouverneur-de-tokyo-va-quitter-son-poste-d-administratrice-de-renault-02-08-2016-2058499_683.php
http://www.lopinion.fr/edition/international/nouveau-gouverneur-yuriko-koike-veut-refaire-tokyo-phare-107767

シリアとロシア軍の禁止兵器使用をHRWが批判

(パリ=飛田正夫)7月28日、米国に本部を持つ国際非政府組織(NGO)の人権擁護団体ヒューマン・ライト・ウオッチ(Human Rights Watch  HRW)は、シリアとロシア軍が2008年のダブリン合意に元ずく禁止兵器を多量に使用していることを批判し訴えた。たとえシリアとロシアとがこれに署名してなくても、国際人権上で無差別攻撃として禁止されている兵器だとしている。問題の爆弾兵器は飛行機から落下されたり、地上から撃たれたりするが、テニスの玉ほどの大きさの散弾が四方に飛び散るもので爆発するのは70%ほどで、あとの30%は地上で爆発しないでいるために、市民が死亡したり負傷する危険が長期にわたり存在するという。HRWは、5月27日からこの爆発兵器での死傷者は数十人の被害がでていると危険を訴えている。

アサド支援のロシアのヘリコプターがシリアで墜落

(パリ=飛田正夫)8月1日、シリア北西部でロシア軍兵士を運ぶヘリコプターが爆激され5人の兵士が死亡した。2015年9月から開始されたロシア軍のシリアのアサド(Bachar el-Assad)支援では、最大の惨事となった。ロシア国防相は、ヘリコプターには2人の下士官と3人の操縦士などが乗っていたと発表した。ロシアはこの戦争でシリアですでに18人の軍人が死亡している。2011年3月からのシリアの民主化を叫ぶ市民への独裁者アサド(Bachar el-Assad)政府軍による圧政は、すでに28万人の死者をだしている。難民は百万人を遥かに超えている。フランスのサルコジ前大統領は、2008年7月14日のパリ祭に独裁者アサドを、2007年12月7日に独裁者カダフィを仏大統領官邸エリゼ宮殿に国賓待遇している。

【参考記事】

米軍戦闘機がリビアのIS本拠地スルトを制限空爆 リビア社会の要請で

(パリ=飛田正夫)8月1日、米軍戦闘機がリビアの首都トリポリ東部450キロにあるスルト(Syrte)のダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)の本拠地を数度に渡り爆撃したことを国際社会の承認する国家統一リビア政府(リビア連合体政府GNA)の、ファイエ・アル・サラジャ(Fayez al-Sarraj)首相が発表した。米国ペンタゴンはこの空爆を認めた。オバマ米大統領がGNA首相の要請を受けてリビアのダエッシュ(Daesh=IS)攻撃を許可したもの。米軍は空軍は極めて正確な攻撃でスルトとその郊外に限定され時間も厳しく制限されていることを強調している。また、地上戦には軍隊の展開はないとしている。2011年にもサルコジによるリビア空爆があった。その後に地中海を渡る難民の苦難の時代が、このリビアの海岸からヨーロッパに向かって起こっている。リビア経済は破綻しリビアの社会再建は遠く取り残されたままだ。

リヨンのバルバラン大司教の不起訴に批判の声

(パリ=飛田正夫)8月1日、リヨンのフィリップ・バルバラン(Phillippe Barbarin 65歳)大司教の犯罪性は証明できないとして、リヨン検事により訴えは棄却され、事件の不起訴が宣告された。これに対し教会や学校やスポーツクラブなどに未成年が委託されているが、そこでの聖職者や教師や指導者たちのぺドフィル(未成年者への性愛犯罪)行為が承認されることは絶対にあってはならないことで、検事側の判断は許せないものだと大きな批判が市民団体側から起きている。ラジオ・ヨーロッパ1が報道している。