2016年6月17日金曜日

ポート・ド・シャペルの難民キャンプが パリ市内など30カ所に移動

(パリ=飛田正夫6/17/2016 1:44:46日本時間)16日、パリ北部のポートー・ド・シャペンとスターニングラードのガード付近にキャンプする300人以上の難民の住居条件が悪化する前に、パリ市とイルドフランス、県警、エマユスやテール・ダジールなどの人権団体の支援で、パリ市内やパリ近郊イルドフランスなど30カ所の受け入れ施設へとバスで移動がなされた。この難民受け入れ対策は5月末にパリ市長アンヌ・イダルゴさんが発表していたもので、難民をパリ市内に受け入れるというものがいち早く実現化してきた。これまでの辺鄙な場所に隔離的な閉じ込め型の施設ではなくて、難民が生活ができるものだ。国連(ONU)の基準に準拠したものだという。


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http://franettese.blogspot.fr/2016/06/blog-post.html
社会党のパリ市長が難民キャンプをパリ市内に複数設立を発表

【参考記事】
http://www.lexpress.fr/actualite/societe/plus-de-300-migrants-evacues-d-un-camp-dans-le-nord-de-paris_1802807.html