カトリック系新聞の「コワ」のジャーナリスト、イザベル・ド・ゴルマンさんは、これはピェージュ(罠)なのだ。ダエッシュ=イスラム主義のテロリスト(IS)の罠なのであって、イスラム全部を危険だという見方に引っかかってはならないと話している。フランス国民を分断化する企みが右派陣営やテロリストの狙いなのだと心配している。
教会には朝のミサを執り行っていて聖職者4人とカップルの信者の合計6人がいた。犯人は東側の祭儀準備室の方から入った模様。犯人は刃物で86歳の司祭の頸動脈を刺して殺害させた。背負っていたリックの中には3本の刃物と時限爆弾に見せかけた料理用の時計がアルミ・ホイルに包まれているのが見つかった。重傷の信徒は命を取り留めたという。21時15分に事件をまとめたパリ共和国検事の記者会見で発表されている。
犯人の一人はシリアのダエッシュ(Daesh=IS)との合流を2度ほど企てたてフランスに帰されていて、足に電子ブレスレットをつけていたが、週一回の出頭義務とかいくつかの制限の中で午前中などの外出を許されていたという。他の1人はアルジェリア生まれの未成年でテロリストの兄弟だった。
2人のテロ襲撃はダエッシュ(Daesh=IS)によって犯行声明が出されている。ISはシリアの連合国側に対し答えたものだと表明している。テレビ(BFMTV)や現地ノルマンディーの「Normandie-actu」が報道。(最終変更=日本時間⇨2016/07/26/午後9時57分 ; / 文字数 ; 1099)
【参考記事】
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http://www.normandie-actu.fr/attentat-eglise-saint-etienne-rouvray-terroriste-bracelet-electronique_221509/
http://www.normandie-actu.fr/breves/direct-attentat-dans-une-eglise-pres-de-rouen-un-foyer-de-derive-radicale-mis-a-jour-en-2014_221494/