2016年8月10日水曜日

パリのチャルリー・ヘブド殺害テロ支援で 犯人の義弟がブルガリアから仏に送検

(パリ=飛田正夫)(投稿日本時間 ;8101521分)2015年のパリのチャルリー・ヘブド週刊誌を襲ったテロ犯の一人であるシェリフ・クアッシイの義弟モラー・ハミッド氏(20歳)は、フランスへの送検を受け入れた、モラー・ハミッド氏の弁護士アレクサンドロブ・ドラゴミール氏はフランスへの送検にはどんな障害もないとフランス通信(AFP)に9日に宣言している。モラー・ハミッドはヘブド事件当時はフランス国籍をもつ高校生であった。ヨーロッパの国際捜査の手続きでは、モラー・ハミッドがチャルリー・ヘブド週刊誌を襲ったテロリストとの協力関係が疑われ、パリの大審院裁判所で審査されることになる。協力者は10年間の禁固刑がフランスでは決められている。


モラー・ハミッドは7月末にシリアのイスラム国家テロリスト組織(IS) と合流しようとした疑いで、トルコから追放されてブルガリア警察下に拘置されていて、フランスへの送検を拒否していたもの。モラー・ハミッド氏は10日に、ブルガリアのソフィア裁判所に出頭しフランスへの送検の公式手続きを願いでることになっている。 (文字数 ;468