2016年8月2日火曜日

シリアとロシア軍の禁止兵器使用をHRWが批判

(パリ=飛田正夫)7月28日、米国に本部を持つ国際非政府組織(NGO)の人権擁護団体ヒューマン・ライト・ウオッチ(Human Rights Watch  HRW)は、シリアとロシア軍が2008年のダブリン合意に元ずく禁止兵器を多量に使用していることを批判し訴えた。たとえシリアとロシアとがこれに署名してなくても、国際人権上で無差別攻撃として禁止されている兵器だとしている。問題の爆弾兵器は飛行機から落下されたり、地上から撃たれたりするが、テニスの玉ほどの大きさの散弾が四方に飛び散るもので爆発するのは70%ほどで、あとの30%は地上で爆発しないでいるために、市民が死亡したり負傷する危険が長期にわたり存在するという。HRWは、5月27日からこの爆発兵器での死傷者は数十人の被害がでていると危険を訴えている。


(文字数 ;365)(投稿日本時間 ;2016/08/02午後3時16分)


【参考記事】


http://francais-express.com/actualite/monde/-14613-paris-et-londres-reclament-la-fin-du-siege-d-alep-moscou-annonce-des-corridors-humanitaires/