2016年9月14日水曜日

シリア紛争で30万人が犠牲に 毎月9千人が殺害 シリア人権監視団体が発表

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎14/‎09/‎2016-08:59:42)13日、シリア紛が惹起した2011年3月以来、死亡した数は30万人以上を超えたとシリア人権監視団体(OSDH)が発表した。9月12日現在では死亡者は301.781人で、その内の86.692 人が市民で、その内訳は子供が15.099 人となったと報道した。同様にシリア民主主義勢力の蜂起兵士側の死亡者は52.359人で、アラブ・クルド連帯側の死亡者数は外人部隊を含む聖戦主義者は 52.031人が死亡している。シリアの独裁者アサド(Bachar el-Assad)体制側は107.054 人が死亡しその中の59.006人が兵士だ。シリア人権監視団体(OSDH)では殺害された中で、3.645人は身元が確認されてないといっている。

毎月では9000人近くが殺されていることになる。OSDHは本部をロンドンに置くが軍隊や医療関係でシリアで働く関係者からの情報網を持っている。これは米国とロシアによるシリア紛争終結での休戦交渉締結の翌日に発表された数で、8月8日のOSDHの発表では292.817 人が死亡していた。


【参考記事】
www.romandie.com/news/Le-conflit-en-Syrie-a-fait-plus-de-300000-morts/736027.rom