2016年9月7日水曜日

北フランスのカレで 難民キャンプの最終的解体

4日にフランス北部のカレの町の難民キャンプは最終的に解体されることが決まったがその期日は不明になっていた。ところが、翌日に住民からの即刻の解体が商店主や住民の一部が中心になって実力行使のデモを行った。フランスの彼はアフリカ難民が英国に渡るチャンスを待つ所としてキャンプ生活者が集まり、その中には教会や学校の市民施設が市民運動家たちの援助で細々と展開されていた。フランス政府はこの地区が不衛生で水道やトイレ施設の整備が悪く、キャンプの半分を整地化し北側に集団簡易住居を作って移り住ませたり、他の難民受け入れ施設に移動させていた。そのような方策があって6千人いた難民が昨年秋ごろには3千人に減少したが、現在は一万人程に急増してしまっていた。これはカレ地区の難民をフランス政府が何らかの補償をして優遇するという情報が流れ、多くの難民が集まったと見られている。