2016年10月18日火曜日

シャンゼリゼ大通りで警官襲撃に抗議し500人が深夜デモ 司法警察が調べに入る

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎18/‎10/‎2016‎‎-22:38:08)17日深夜から18日午前2時にかけての約2時間、パリのシャンゼリゼ大通りで500人ほどの警察が主にエッソンヌ県から集まって抗議デモを行った。これが問題になっていてる。ジャン・マルク・ファルコン警視総監は、警察の職務にあるまじき行為で許されないと談話をだした。一般の警察には特別な場合を除きデモの権限がないので罰せられることは覚悟で集まったと見られる。10月8日に、パリ南近郊のエッソンヌ県のグリニー市とビリー・シャチヨン市にまたがるドーナッツ状の集合住宅の並ぶグラン・ボルヌ(Grande Borne)地区で、麻薬取引の監視カメラを見張っていた警察が、土地の人々に襲撃されパトカー内部に投げ込まれた火炎瓶で乗っていた4人の警官の内の2人が重傷で命が危険になっていて直接的には、これに抗議したもので、同時に警察側の人員不足を訴えていた。

今回パリ市内に集まった警察は私服姿で数十代の警察の乗る車も一般車であったが、パトカー用の点滅灯を光らせてシャンゼリゼ通りの交通を麻痺させたと「西南新聞」などが書いている。警察組合からはデモを安全に運営する警護担当員が現場に出ていなかった。

もっか警察を取り締る国家司法警察が調べに入っている。


【参考記事】
http://www.ouest-france.fr/societe/police/manifestation-de-policiers-en-pleine-nuit-sur-les-champs-elysees-4566686
http://www.bfmtv.com/societe/manifestation-de-policiers-sur-les-champs-elysees-inacceptablepour-le-patron-de-la-police-1049288.html


http://www.lemonde.fr/police-justice/article/2016/10/18/500-policiers-en-colere-devant-l-hopital-saint-louis_5015394_1653578.html