（パリ=飛田正夫 日本時間;15/10/2016-08:13:25）14日から3日間に渡って開廷されているオランダのハーグ国際刑事裁判所（ICC-CPI）前には数百人の市民や農民が集まっている。遺伝子組換え生物（GMO）の種子生産を扱う米国巨大産業モンサントの地球破壊と人権侵犯をシンボル的に裁く仮装裁判で、環境関係の非政府組織（NGO）が中心になって開催される。この法廷には裁判官や退職した判事も招待されている。判事がこの法廷で司法に元ずく意見を述べ、これが世界中で環境や健康の悪化で被害にあっている人達への証言として役立てられることになるという。モンサント側はこの市民法廷に参加する意思がなく、証拠がないことを主張している。14日の国営ラジオ・フランス・アンフォが短く伝えた。
【参考記事】
http://www.francetvinfo.fr/sante/environnement-et-sante/des-ong-organisent-un-proces-factice-contre-monsanto-accuse-de-crime-contre-la-planete_1870217.html#xtor=RSS-3-[monde/environnement]
http://www.francetvinfo.fr/sante/environnement-et-sante/des-ong-organisent-un-proces-factice-contre-monsanto-accuse-de-crime-contre-la-planete_1870217.html#xtor=RSS-3-[monde/environnement]
https://article.wn.com/view/2016/10/14/Monsanto_juge_par_un_tribunal_citoyen_pour_crime_contre_lhum/
