2016年11月23日水曜日

仏クリスマス祭り市場を狙ったテロが未然防止 パリ首都圏への多発同時テロか

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎23/‎11/‎2016‎‎-02:02:37)フランスのストラスブルグとマルセイユでテロリスト対策の8カ月に渡る一環の調査の中で7人が尋問を受けている。年末の仏クリスマス祭りの屋台市場を狙ったテロが未然に防止されたと21日にベルナール・カズヌーブ仏内相が記者会見で発表した。ストラスブルグ市長のロランド・リエ氏はカズヌーブが同市長に話した事だとして、狙われたのはストラスブルグではなくてパリ首都圏だったと21日に語っている。フランスがテロの脅威に最大限にさらされているとして、テロ対策は昨年よりも強化されるという。仏内相は、パリ検事の尋問調査では、今回未然に防止されたテロがフランス国内都市での多発同時テロを狙ったものであったのかどうかに焦点が当たっていると言っている。


調べを受けたのはフランス人モロッコ人アフガニスタン人の29歳から37歳のグループでその内のモロッコ人1人は同国から警報がでていた。あとの6人は警察にこれまで全然知られてない者達であった。その内の4人がストラスブルグで捕まり2人はマルセイユで捕まっている。
その中に37歳の男性はストラスブルグ市内の小学校に雇われていた者だという。小学校で雇われていた者の家屋からはダエッシュ=イスラム主義国家テロリスト組織(IS)のパンフレットや自動小銃2丁が見つかっていると発表された。
この中には2015年にシリア滞在を経験している者もいたという。ストラスブルグは、今週末から始まる毎年の定例クリスマス市場には毎年200万人もの訪問客で賑わう。このフランス北部の都市でここがテロの標的になっていたという。