2016年11月4日金曜日

パリ北部地区の難民不法キャンプが完全撤去 

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎04/‎11/‎2016‎‎-23:03:31)5日朝にパリ北部地区のメトロ・レニングラード駅やフランドル大通りなどにキャンプが完全に撤去されて、キャンプを張っていた3852人の難民がフランス全土の難民受け入れ施設へ移送されることになり、小雨の中の立ち退きが事故もなく終了したと昼過ぎに報道された。339人の子供や一人者の婦人は特別施設に収容することになっているという。難民へのインタビューでは、パリは戦争はないが、しかし寒すぎると、急に変わったパリの天候を嘆いていた。フランス政府はパリに不衛生で人権を損ねる不法難民キャンプを造らせない対策を講じていくという。


パリ北部メトロ・レニングラード駅周辺には2週間前に難民のキャンプあったがこれが取り壊されてフランス全国の受け入れ施設へ移送されていた。その空き地に再び今度は、フランス北部のカレのジャングルといわれた難民キャンプの約8000人の内の、仏国内の受け入れ施設行きを拒否し英国へあくまでも渡ろうとしていた人達の3000人ほどがパリを目指して移動してこのレニングラード駅周辺にキャンプ・テントを張って居座っていたもの。これがパリにカレのジャングルが移動したと批判されていたもの。