2016年11月21日月曜日

仏共和党内代表予選選挙(プリメール)の結果 フィヨンとジュッペ  サルコジは三番目

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎21/‎11/‎2016‎‎-04:57:55)10248 カ所の投票所に4百万人近くが投票するという初の右派のプリメールとなった。20時50分時点の結果では、投票所2913カ所が開票が終わった。この時点ではフィヨンが42.8%、ジュッペが26%、サルコジが24.4%と発表された。第二回でのプリメールではテレビ視聴者が500万という数を超えていた。今日の各投票所は行列ができたほどでこの動きは誰も予想のできなかたことだけに、20時45分現在ではパリ15区の投票所での結果が発表されている。トップはフィヨンで、二番がジュッペ、三番がサルコジとなっている。

この2017年の仏大統領選挙のLC内代表者を決める予選選挙(プリメール)では、7人の候補者の内2人が選ばれらて、最終的に第二回目の投票で一人が選出される。

この投票には「共和党」(LC)の党員だけでなく、右派に関心のあるフランス国民であれば誰でも選挙権があれば毎回2フランを支払うだけで投票に参加できる。最終結果は今晩中に出る。

サルコジかジュッペかというテレビや世論調査の予測が本当ではなかったのではないかという疑問が大きく出てきている。フランス国民が「共和党」(LC)のサルコジ支持者が強くなっていて、フィヨンやジュッペが負ける可能性がでてきたこともあり、「共和党」以外の一般市民がサルコジをストップさせる動きだったと見られる。