2016年12月20日火曜日

トルコで在ロシア大使がトルコ警察に拳銃で射殺 アレップの復讐を叫ぶ

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎20/‎12/‎2016-04:38:36)20日トルコ在ロシア大使アンドレイフ・カルロブ氏が拳銃で射殺された。犯人が映っているビデオでは、「アレップを忘れるな、シリアを忘れるな、偉大なるアラー」と犯人は叫んでいる。殺害はアンカラ市内の芸術展示会で起こった。犯人はその場で警察に逮捕された。殺害したのは私服の護衛に当たっていたメヴル・メルト・アルチナというトルコの警察で、7月のクーデタ失敗に引き続き焼身自殺をはかった者で、トルコ大統領エルドガンとロシアのプーチン大統領が接近していてアレップの市民を爆撃していることに対する復讐だと見られている。

トルコ政府は犯行に及んだ警察は勤務中ではなかったと言っている。他に3人が負傷した。この犯行の状況はビデオにとられていると現地のNTVテレビは報道しているが、すでにフランス国営放送テレビA2ではその殺害の現場が今から30分ほど前の20日夜20時の報道ニュースで放映されている。以下の参考記事にもビデオがあるので参照できる。

19時24分にトルコ大統領エルドガンはロシアのプーチン大統領を電話で予備事情を知らせた。

18時58分にはオランド仏大統領がこのテロ行為を強く弾劾した。

 
【参考記事】
https://francais.rt.com/international/30839-ambassadeur-russe-turquie-grievement-blesse-attaque-armee-ankara