2017年2月23日木曜日

モデムのバイル議長 仏大統領選挙出馬を断念 マクロンの支持を表明

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎23/‎02/‎2017‎‎-14:03:27)22日16時半からテレビ出演したモデム(民主運動党)のフランソワ・バイル議長は仏大統領選挙には出馬しないことを宣言し、仏前経済相エマニュエル・マクロン候補を支援すると発言。明日マクロン氏と会見する模様。バイル議長の考えは今回の選挙が非常に危険なもので、一方で汚い恥ずべき状況になっているという認識があり、投票者の多角化する分裂を拡大することを避ける為にも犠牲的な立場で参戦しないことにしたのだと出馬断念の意思を何度も語った。バイル議長が今回仏大統領選挙に出馬すると4回目になった。

極右派のマリーヌ・ル・ペンFN総裁を危険視している。同時に欧州議会のアシスタントとしてペンの部下を架空雇用して公金横領罪で起訴された直後だけに、バイル議長の支持率は5%ほどの影響しかないとしても、人道的なフランス人の倫理観として重大は指標を示している。
フィヨン・ゲート、その妻のペネロップ・ゲートとか呼ばれている事件では、フィヨンの国会議員時代にそのアシスタントとして妻子を雇い多額な給料を架空雇用で行っていた公金横領罪が裁かれようとしている。目下パリ警察が調査中だ。バイル氏はこのような人々がフランスの大統領選挙に出馬していることを悲しんでいて恥ずべきことだと怒っている。