仏大統領選挙期間中に裁判所がフィヨン事件を本格的な取り調べを開始するが、働いたことなど何も無いと証言するフィヨンの妻のペネロップさんが、夫の議員アシスタントとして架空雇用され公金横領の罪で起訴出廷は3月●25日が予定されている。フィヨン氏の子供達の架空雇用の公金横領罪ではまだ裁判所出廷が発表されていない。ペネロップさんは別にも架空雇用の疑いがありフィヨンの友人で億万長者のマルク・ラドレ・ド・ラシャリエール氏の雑誌会社に就職したとして多額の給金を得ている。されにフィヨンはこの億万長者に金を無利子で無期限で5万ユーロ（約750万円）を借りていた。税金汚職担当局などではこの種の借りは一件にとどまらないと見ていて、大蔵省では税金逃れのカモフラージュであったと見ている。14日の起訴ではフィヨンは黙秘権を使っていてこれへの回答は先に延ばされた。
フィヨンの息子のシャルル氏と、娘のマリーさんは父親のアシスタントを2005年10月から2006年12月までと、二度目は2007年6月の間にして給金を得ていたが、既にこれを父親に一部返金していたことが14日の子供たちの弁護士の発表で話題になっていた。これは子供たちが父親フィヨンの架空雇用罪を認めた行為として受け取られていて、父親が子供達に分け前をよこせといっていたのだろうか。フィヨンに不利になる下手な行為だっと見られている。
「日曜新聞」（JDD）が12日に明かしたフィヨンの背広750万円が友人からプレゼントされたりして、150ユーロ（約22500円）以上の贈り物にたいしては申告することになっているが、これも守られてない。これにはなにがしらの対価の取引が期待されていたと見られている。
【参考記事】
http://www.lejdd.fr/Politique/Salaires-retrocedes-au-couple-Fillon-les-explications-bancales-des-enfants-854582
http://www.lexpress.fr/actualite/politique/elections/retrocessions-de-salaire-chez-les-fillon-la-mauvaise-defense-des-enfants_1889400.html
http://www.ledauphine.com/france-monde/2017/03/15/fillon-les-coulisses-de-son-audition-devant-les-juges
http://www.lemonde.fr/election-presidentielle-2017/article/2017/03/14/les-enfants-de-fillon-lui-ont-reverse-une-part-de-leurs-revenus-de-collaborateurs_5094128_4854003.html
http://www.lexpress.fr/actualites/1/actualite/charles-fillon-assure-qu-il-a-rembourse-des-frais-engages-par-ses-parents_1888937.html
http://www.lexpress.fr/actualites/1/actualite/charles-fillon-assure-qu-il-a-rembourse-des-frais-engages-par-ses-parents_1888937.html
http://www.lexpress.fr/actualites/1/actualite/charles-fillon-assure-qu-il-a-rembourse-des-frais-engages-par-ses-parents_1888937.html
http://www.lexpress.fr/actualites/1/actualite/charles-fillon-assure-qu-il-a-rembourse-des-frais-engages-par-ses-parents_1888937.html
http://www.leparisien.fr/elections/presidentielle/affaire-fillon-un-mariage-et-quelques-arrangements-13-03-2017-6759579.php
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