この二つのフランス銀行の合弁に政府は多額の資金を貸し出した。その数日後にペロル氏の就任が決まっている。
当時サルコジ大統領の最側近であったゲアン元エリゼ大統領官邸総書記官は、それをペロル氏にBPCEのトップ任命を提案したのは自分ではなくてニコラ・サルコジだったと説明しているという。二つの銀行の責任者の関係がもつれて一つの名前で合意がとれなくなっていたので、大統領はペロル氏にポストに就くように提案したのだとゲアン氏は説明している。その2日後にペロン氏に好意的な返事をしたのは自分であって大統領ではなかったとも明言していっている。クロード・ゲアン氏はこの件で道義委員会を準備すべきだったが時間が無かったのできなかったとも言っている。仏共和国検事はこの道義的問題から当然フランソワ・ペロル氏は事の次第の危険なことを知っていたはずだと見ている。
【参考記事】
https://www.lesechos.fr/finance-marches/banque-assurances/0211833443404-francois-perol-de-nouveau-devant-les-juges-2068407.php
http://www.liberation.fr/france/2017/02/07/sarkozy-le-genie-des-affaires_1546849
http://www.lemonde.fr/police-justice/article/2017/03/01/francois-perol-juge-en-appel-pour-prise-illegale-d-interets_5087165_1653578.html
http://www.lemonde.fr/police-justice/article/2017/03/01/francois-perol-juge-en-appel-pour-prise-illegale-d-interets_5087165_1653578.html