2017年4月15日土曜日

北朝鮮は米国の挑発に 韓国の米軍基地や大統領官邸などは数分で粉々に破壊と応答

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎15/‎04/‎2017‎‎-6:28:16)14日、北朝鮮は米国のあらゆる挑発行為に対して「容赦はしない」と北朝鮮中央通信社(KCNA)によって14日に米国への応答が発表された。10日からは北京と平城との間の飛行機航路が封鎖されると14日に中国中央テレビ局(CCTV)が報道している。金日成生誕105周年記念で15日には国際社会が禁止する原爆ミサイル実験を行うのではないかと心配されている。今、国際社会の最も心配する事は北朝鮮の持つ原爆兵器が確実に発射されると断言されていることなのだ。ドナルド・トランプの13日の「北朝鮮の問題を直してやる」という喧嘩を売るような言葉もよくない。その為にKCNAによると、韓国にある米軍基地や大統領官邸などは数分で粉々に破壊できるといっている。ここには日本国の名前などは報道されてないようだ。中国の外務大臣は平和に払われる犠牲は瞬時に起こる可能性がありその責任は歴史的なものだ。米国にも北朝鮮にとっても良くないことで何の利益もないとコメントしているという。これは何もいってないのと同じ事で戦争をやめさせることにはならないだろう。中国は北朝鮮を支持する唯一の国であるが原子力爆弾の所持には反対している。米国の硬化する態度にも注意を促してきた。


北朝鮮側の緊張増大は、13日に米国が米国最大の爆弾をパキスタン国境に近いアフガニスタンにあるイスラム国家テロリスト組織(IS)の地下トンネルに投下して爆発させてみせたことや、シリアのアサド政府軍基地をサリン化学兵器使用の制裁措置として米国が爆破してみせたこと。また米国のCarl Vinson航空母艦艦隊がミサイル搭載の巡洋艦3隻に護衛されて北朝鮮の海域に明日には到着すると14日夜20時のフランスのニュースでは伝えられていることなどと関係している。この作戦には潜水艦armadaも加わっているという。

アサドが否定しても100%化学兵器を使用したのは確かだと仏のアエロー(Jean-Marc Ayrault)首相の見解にも拘わらず、このアサドを支持し通すプーチン大統領だがトランプが米大統領になってから米国の国際介入の機会が増大していているともプーチンは指摘している。
トランプ米大統領のように簡単に爆弾を落として国際紛争を解決しようとすることは、戦火を急激に拡大させることになり非常に危険なものだ。特に北朝鮮への威嚇は追い詰められた人々に死を決意させて闘うことを強いらせることになる。


【参考記事】
http://www.ledauphine.com/france-monde/2017/04/14/une-operation-militaire-pour-traiter-le-probleme-nord-coreen
http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2017/04/14/coree-du-nord-la-chine-craint-l-eclatement-d-un-conflit-a-tout-moment_5111169_3216.html
http://www.20minutes.fr/monde/2049859-20170414-coree-nord-etats-unis-prets-frappe-preventive
https://news.sfr.fr/actualites/monde/la-coree-du-nord-promet-une-reponse-sans-pitie-a-toute-provocation-americaine.html
http://www.lefigaro.fr/flash-actu/2017/04/14/9700http://www.lemonde.fr/syrie/video/2017/04/13/bachar-al-assad-nous-ne-possedons-pas-d-armes-chimiques_5110984_1618247.html1-20170414FILWWW00066-coree-du-nord-risque-de-conflit-selon-la-chine.php?pagination=5