2017年6月26日月曜日

創価学会・公明党の誤りは池田大作の健康悪化や判断力停止が原因ではない

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎lundi ‎26 ‎juin ‎2017‎‎-13:54)「内部告発 創価学会」学会をクビにされた元青年職員3名が決死の覚悟で会見@日本外国特派員協会2016 12 08という昨年2016年12月08開催の記者会見の録画を見た。出演した3人だがどうも創価学会の池田大作の問題と、公明党の問題とをすり替えているように思えた。今の創価学会・公明党の誤りは池田大作の健康悪化や判断する思考能力の減退化が原因ではなくて、ずっと以前の牧口常三郎や戸田城聖の時代からであることを忘れているのか知らないのか、おそらくは二重三重に隠している為に、誤魔化してきて正しく見ることができなくなっているのだろう。創価学会は反戦平和の団体でこれがおかしくなってしまったのは池田大作氏の健康悪化の為で、池田が重大な判断を出来なくなっている健康状態であるからだという。創価学会の反戦平和思想には変化はないのだが、池田は判断ができないのであって、「公明党」が与党政権との合同の過程で悪くなったので、池田とは無関係だとして、3人の登壇者は推測していることが通訳者によって確認されている。しかしこの3人の推測は誤っている。

創価学会は牧口や戸田の時から既に軍部に反旗を挙げて闘う反戦主義では全然なかった。それは池田大作の書いた「人間革命」ではなくて、池田よりもずっと以前に戸田城聖が妙悟空のペンネームで書いた「人間革命」(精文館発行)をみればわかることだ。戦争反対などは牧口も言ってなどいなかったばかりか、支那の戦争スパイ工作隊として戦争を支援する決意が書かれているのである。そして戦争に勝つには正しい宗教が必要だという始末であった。

学会職員を解雇されたというこの登壇者の3人は、池田大作が日蓮大聖人の仏法を誤魔化して、「立正安国論講義」を造り書きその中で法然の世界平和論を支持してこれが日蓮大聖人の平和論なのだと摩り替えをして見せていることを一言も話さなかった。その誤りがもう40年以上も前に行われて、今の創価学会の世界平和論の基本路線になっていたのである。ここ数年で変化したのではないのである。池田大作が日蓮大聖人の真実を隠して見せたのである。

公明党は池田から離れて勝手な動きなどはしてないし、できないのである。池田が仏法を誤ったのである。それをこの3人は公明党の誤りによると取って見せている。その理由は池田の思考力の無くなった健康問題によるのであって、公明党が勝手にやっているからだという筋を想定し推測しての発言であったわけだ。その為に、通訳者の方から、これが真実なのかあなた方の推定なのかと糾されて、推測であることをこの3人はしぶしぶ認めたわけだ。海外記者を前にしたこの3人のインタビューでは、池田の誤りを庇護して公明党の誤りと池田の思考能力無しの健康状態を立て上げして見せて、池田の指導とは無関係で「公明党」の勝手な逸脱なのだという論を造りあげているのである。これは真実を隠蔽し、世を欺き日本や世界の人々の目を狂わせる恐ろしいことになってはいないだろうか。

【参考記事】
https://www.youtube.com/watch?v=f6iZ0CM-2IY